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2012.01.21

ドラマ「家政婦のミタ」[全11話](お薦め度★★★)

脚本、遊川和彦。演出、猪股隆一、佐藤東弥、石尾純、日暮謙(5年D組)。音楽、池頼広。チーフプロデューサー、田中芳樹。プロデューサー、大平太、太田雅晴(5年D組)。制作協力、5年D組。製作著作、日本テレビ。2011年10月クール、ヒューマンドラマ。

出演、松嶋菜々子(三田灯・家政婦)、長谷川博己(阿須田恵一・父親)、忽那汐里(阿須田結・長女)、中川大志(阿須田翔・長男)、綾部守人(阿須田海斗・次男)、本田望結(阿須田希衣・次女)、相武沙季(結城うらら・恵一の義妹)、平泉成(結城義之・恵一の義父)、佐藤仁美(皆川真利子・隣の主婦)、野波麻帆(風間美枝・恵一の愛人)、白川由美(晴海明美・晴海家政婦紹介所長)。

家政婦のキャラクターに合わせた舞台設定のため、阿須田家の主人は全くリアリティがありませんでした。妻を見捨て家族崩壊も持さない人物としては薄っぺら過ぎます。物語としては並み以下だったと思います。ただし、その枠の中で見事なストーリー展開をみせました。脚本が優れていました。ファミリードラマでありながら、ホラーティストで何が起こるかわからないオドロオドロした演出がはまりました。特に第8話「私の過去、すべてお話します」での残り僅かな時間帯から、松嶋菜々子の一人語りで一気に過去を告白するシーンはドラマ史に残るものです。本当に圧倒されました。

視聴率に関しては、近年稀にみる快挙を果たしました。40%に達したことはテレビがいまだに人を惹きつけるメディアであることが証明されました。良い作品が登場しているにもかかわらず、ドラマが低視聴率が続いているのは残念な気がしていましたので、作品の質はともかく注目を集めたことは大きな意義があったと思います。視聴率が取れる女優として松嶋菜々子が、華々しく返り咲いたのも話題でした。過去に1話300万円の出演料が、復帰にあたり半分の金額で臨んだドラマが大成功したことは喜ばしいことです。閉塞感ばかりの時代にあって彼女の復活を祝福したいと思います。

産経ニュースの記事を引用します。

視聴率40%!「家政婦のミタ」最終回 「一般劇」では歴代3位
2011.12.22 10:30

21日夜に最終回が放送された日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」の平均視聴率は、関東地区が40.0%、関西地区が36.4%だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。同社によると、ドラマの視聴率が40%を超えたのは平成12年の「日曜劇場・ビューティフルライフ」(TBS系)の最終回(41.3%)以来、11年ぶり。

コメディーや時代劇などを除く「一般劇」のドラマでは、昭和58年の「積み木くずし・親と子の200日戦争」(TBS系)最終回の45.3%、「ビューティフルライフ」に次ぎ、昭和54年の「金曜劇場・熱中時代」最終回と並ぶ歴代3位の数字となった(いずれも関東地区)。

瞬間最高は関東が42.8%で、午後11時0~3分。阿須田家を去った主人公の三田を次女・希衣が追いかけ、泣きじゃくる希衣を三田が抱きしめるクライマックスシーンだった。

同ドラマは松嶋菜々子さんが無表情な家政婦・三田役を演じ、崩壊した家族の再生などを描いた。松嶋さんの「承知しました」「それは業務命令ですか」などのセリフが流行語にもなり、今秋スタートのドラマで筆頭の人気を得ていた。

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