ドラマ「僕とスターの99日」[全10話](お薦め度★★★★)
演出、国本雅広、大久保智己。脚本、武田有起。音楽、小西香葉、近藤由紀夫。企画統括、成河広明。企画、成田一樹、太田大。プロデュース、千葉行利、大久保智己。制作協力、ケイファクトリー、制作著作、フジテレビ。2011年10月クール、ラブコメドラマ。
出演、西島秀俊(並木航平・天文学者の夢を諦めた警備員)、キム=テヒ(ハン=ユナ・韓国の大スター女優)、テギョン/2PM(テソン・ユナの弟)、佐々木蔵之介(高鍋大和・日本のトップ俳優)、要潤(橋爪和哉・パパラッチ)、朝加真由美(芹沢直子・ユナの事務所の社長)、倍賞美津子(三枝恵実子・警備会社の女社長)、石黒英雄(近藤保・航平の同僚)、生田智子(並木雪子・航平の姉)、桜庭ななみ(並木桃・雪子の長女、ダンサーを目指す高校生)、石橋宇輪(並木菫・雪子の次女)、椙杜翔馬(並木蓮・雪子の長男)、韓英恵(チョン=ヒジン・ユナの付き人)、古川雄輝(夏目純吉・高鍋の付き人)、片桐はいり(沼田光代・たこ焼き屋「みっちゃん」店主)。
予想外に面白い作品でした。
物語の展開が絶妙で、設定がしっかりした脚本で特に最終回の意外な人物からの贈り物はぐっと来ました。ラブコメの定石を抑えていて上質のドラマとなっていました。しかし、平均視聴率は9.3%と低迷し、相変わらず作品の質と視聴率が伴わない結果に終わりました。主演の西島秀俊や佐々木蔵之介が良い味を出していただけに残念です。
冬ソナがヒットした第一次韓流ブーム時代に本ドラマが企画されていたなら爆発的な人気を呼んでいたと思います。俺の大好きなソン=イェジンで放映されていたなら、間違いなく虜になるドラマだったに違いありません。キム=テヒとテギョンの韓国姉弟は美しく華がありました。ちょっと痛かったのは桜庭ななみのダンスで、彼女のリズム感は役に合っていませんでした。
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