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2012.01.16

映画『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』(お薦め度★★★)

寅さんが無銭飲食で警察のお世話になるという設定は彼らしからぬ行動です。前半の少しテンションが高い流れにいつもと違う雰囲気を感じます。そしてそれを裏付ける思ってもみなかった運命が待ち受けていました。泣かされます。構成が絶妙です。脚本が練り込まれていました。山田洋次監督の計算され尽くした演出は見事でした。
しかしながら、絵に描いたような悲恋はある意味いつもの寅さんらしくなく、物語に入り込めませんでした。第16作に次ぐダブルマドンナで、娘役の壇ふみが可愛かったですね。清純派女優として存在感があり、当時ドラマなどでかなり人気がありました。俺も彼女に憧れていた一人です。

番組紹介/解説(WOWOWオンラインから引用)
渥美清が主演した国民的コメディ「男はつらいよ」シリーズの第18作。渥美演じる寅次郎は今回、これまでになかった悲恋を体験する……。マドンナ女優は京マチ子と檀ふみ。
「男はつらいよ」シリーズ史上、寅次郎がマドンナと最も悲しい別れ方をする、ファンの間でも伝説的な1本。寅次郎のファンなら涙を誘わずにいられないであろう、シリーズ屈指の悲恋ストーリーだ。マドンナ役は黒澤明監督「羅生門」など、出演作が次々と海外の映画祭で受賞していた当時は“グランプリ女優”なるあだ名がついていた京マチ子。準マドンナ役に扮したのは公開当時、TV「俺たちの旅」などで若手清純派女優として注目を集めだした頃の檀ふみ。ロケ地は上田市別所温泉などの長野県、南魚沼市などの新潟県。
制作年/制作国/内容時間    1976年/日本/104分
ジャンル コメディ

物語
旅先から故郷柴又の《とらや》に帰ってきたテキヤの寅次郎は、妹さくらの一人息子である甥が通う小学校の担任教師、雅子が美人なので舞い上がるが、娘のような年齢の彼女に入れ上げるなと周囲から警告され、それに従う。だが雅子の母親で、自分の幼なじみと分かった綾にはぞっこんになってしまう。病弱な綾は病院から退院したばかりだったが、足繁く自宅に通ってくる寅次郎に悪い気がしない。しかし綾の体調は次第に悪くなり……。

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