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2012.02.04

ドラマ「QP」[全10話](お薦め度★)

2011年10月クール、バイオレンスドラマ。

<スタッフ>
原作、髙橋ヒロシ「QP」少年画報社。
脚本、NAKA雅MURA。
監督、三池崇史、渡辺武、菅原伸太郎、矢部享祐。
音楽、池頼広。
オープニングテーマ、「Looking Back On Love」Lenny Kravitz(WARNER MUSIC JAPAN)。
チーフプロデューサー、田中芳樹。
プロデューサー、佐藤敦、坂下哲也、坂美佐子、前田茂司。
企画制作、日本テレビ。
制作プロダクション、日テレアックスオン OLM。
制作協力、楽映舎。
製作著作、「QP」製作委員会。

<キャスト>
斎藤工(我妻涼・天狼会ボス)、金子ノブアキ(トム・天狼会元殺し屋)、渡部豪太(ジェリー・天狼会元殺し屋)、林遣都(美咲元・天狼会組員)、KENCHI/EXILE(マリオ・天狼会組員)、窪田正孝(エイジ・街の情報屋)、渡辺大(君塚亮輔・横溝組組員)、やべきょうすけ(古岩組次期組長候補)、田口トモロヲ(ヒコ・天狼会組古参)、椎名桔平(横溝組若頭)。

いつかは面白くなると思って観ましたが、全編を通してバイオレンスだけの話で人間ドラマになりませんでした。三池崇史監督も名を連ねている作品ということでしたのですが期待を裏切られました。
味方同士で簡単に裏切るストーリーはほとんど理解できません。天狼会のボスが自分の手下を大した意味があるとは思えない展開の中で、プロの殺し屋に依頼して殺してしまうところからどうでもよくなりました。裏切りが横行する闇社会を表現したいのでしょうが、ドラマのために構築した世界観を壊したとしか思えません。その後に片腕だったトムとジェリーの2人が裏切った展開は物語として限界を超えました。

ところでドラマを観終わってもタイトルの“QP(きゅーぴー)”は分からずじまいです。

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コメント

全話 みました☆ 我妻は最後まで手下を見捨てたりはしませんでした、、我妻涼は最後まで手下を大切にしていた、思いとは裏腹に逆に手下から離れていってしまって 誰からも信じてもらえない、信じられないから己のみを信じる 深いです

投稿: | 2012.03.16 07:52

コメントありがとうございます。

>信じられないから己のみを信じる
この前提だと、一匹狼の物語になると
思います。
組織のボスとしての設定は難しいのではないでしょうか。

投稿: erabu | 2012.03.17 11:21

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