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2012.03.12

ボーカロイド好きはオタクだと誤解していた

娘が先日ボーカロイドのCDをiTunesにインポートしてiPod touchに録音して欲しいと5枚ものCDを渡されました。初音ミクが好きなことは半年前から知っていましたが、ボーカロイドの楽曲がCDで販売されていて、しかもそれを購入している娘に驚きました。バーチャルアイドルの歌声をCDで購入することが信じられません。人間の歌声にこそ価値があり、いくら音声合成が進化したからといって、それは人のものではなく熱狂することが理解できませんでした。それでも、娘がそれだけ興味があるのであればと自分のiPod nanoに録音して聞いたのですが、人の声として聞くに堪えられず即消去しました。そこで得た俺の結論は「娘はアニメオタクなのでボーカロイド好きなのだ」です。

しかし、その考えが間違っていることがわかりました。本日手続きで一緒に行った学校からの帰りのバスの中で、“俺に一番聴かせたい楽曲”ということで「Hello, Worker」を娘のiPod touchを借りて聴きました。以前聴いた合成音声のレベルではあるものの、その切ない歌詞に圧倒されました。次のURLで歌詞を確認できます。

http://vocalo.ototama.com/lyrics.php?id=4818

この歌詞であればボーカロイドに合っていて共感できます。繰り返し何度も聴きました。その度に涙が流れました。現代における若者の自虐的で犠牲を伴う痛みが伝わってきます。そしてこの曲を聴かせてくれた娘の辛さも少しでも理解したいと感じました。

これはもうオタク文化ではありません。音楽を作るスタイルが変化したことを物語っています。一握りのヒット曲をつくるカリスマミュージシャンの登場を待つ必要が無くなったのです。時代の雰囲気や想いを率直に歌詞に著して、それをボーカロイドのバーチャルアイドルに歌わせることにより、より身近で共感できる歌詞がボーカロイドの楽曲で流通する時代が到来したのです。ボーカロイドによる新たな音楽潮流が生まれました。

今後は娘をからかうことは止め、可能な限り同じ目線でボーカロイドの進化を見守って行きたいと思います。

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