ドラマ「ティーンコート」[全11話](お薦め度★★★★)
<番組データ>
日テレ、2012年1月10日スタート・毎週火曜 23時58分~放送
<スタッフ>
脚本:渡辺雄介(1話)、ブルースカイ(2話)、山岡潤平(2・5・6話)、福原充則(3・4話)、松井周(7話)、喜安浩平(8・9話)、G2(10・11話)
音楽:羽岡 佳
チーフプロデューサー:田中芳樹
プロデューサー:大野哲哉、大森美孝
演出:菅原伸太郎、西野真貴
制作協力:AXON
製作著作:日本テレビ
<キャスト>
剛力彩芽
瀬戸康史
村川絵梨
森 廉
今野 浩喜(キングオブコメディ)
大和田健介
東 幹久
前田美波里
<ティーンコートとは>
実際に30年ほど前からアメリカの司法に導入されている制度。
非行を犯した少年に罰を与えるのではなく、更生の機会を与えるために作られた。
10代の子供達が、検事、弁護士、陪審員を務め、自分達と同年代の少年が犯した事件を裁く。判事は大人の有資格者が担当する。罪を犯した少年は、通常の少年裁判かティーンコートかを選ぶことが出来る。ティーンコートは模擬裁判のように思われるが、通常の少年裁判と同様の手順で裁判所の中で実施される。
取り調べ調書も、参加者には開示される。ちなみに、通常の少年裁判が非公開で行われるのに対して、ティーンコートは公開裁判として行われるため、自分の犯罪が周囲に知れ渡るリスクはあるが、前歴に残らないというメリットがある。また、ティーンコートで裁かれた非行少年は、その量刑の一環として、陪審員として他の裁判に立ち会う事を命ぜられる事が多く、そうした機会に自分の罪について見つめ直す。統計的に、ティーンコートを選んだ少年の再犯率は低い。
剛力彩芽が単独初主演となった記念すべきドラマです。
彼女がこれほど主役に向いているとは予想外でした。これまでもドラマ「アスコーマーチ ~明日香工業高校物語~」「私が恋愛できない理由」の脇役で気になる存在でした。何と言っても笑顔がタマリマセン。真面目な表情から笑顔に変わるギャップが最高です。演技力もあり、今後も益々期待できるでしょう。
深夜番組ということでほとんど期待していなかったのですが、ティーンコートは日本では導入されていない架空の設定でありながら、実際の法廷劇として説得力があり納得のいく物語でした。青春ドラマなので早い時間帯で放送してくれれば反響は大きかったと思います。
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