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2012.05.09

F スケール(藤田スケール)

竜巻やダウンバーストなどの風速を、構造物などの被害調査から簡便に推定するために、シカゴ大学の藤田哲也により1971 年に考案された風速のスケール(日本気象学会編、1992)です。

気象科学辞典(日本気象学会編、1998)より

F0

17~32m/s
(約15 秒間の平均)

煙突やテレビのアンテナが壊れる。小枝が折れ、また根の浅い木が傾くことがある。非住家が壊れるかもしれない。

F1

33~49 m/s
(約10 秒間の平均)

屋根瓦が飛び、ガラス窓は割れる。またビニールハウスの被害甚大。根の弱い木は倒れ、強い木の幹が折れたりする。
走っている自動車が横風を受けると道から吹き落とされる。

F2

50~69 m/s
(約7 秒間の平均)

住家の屋根がはぎとられ、弱い非住家は倒壊する。大木が倒れたり、またねじ切られる。自動車が道から吹き飛ばされ、また汽車が脱線することがある。

F3

70~92 m/s
(約5 秒間の平均)

壁が押し倒され住家が倒壊する。非住家はバラバラになって飛散し、鉄骨づくりでもつぶれる。汽車は転覆し、自動車が持ち上げられて飛ばされる。森林の大木でも、大半は折れるか倒れるかし、また引き抜かれることもある。

F4

93~116 m/s
(約4 秒間の平均)

住家がバラバラになってあたりに飛散し、弱い非住家は跡形なく吹き飛ばされてしまう。鉄骨づくりでもペシャンコ。
列車が吹き飛ばされ、自動車は何十メートルも空中飛行する。1t 以上もある物体が降ってきて、危険この上ない。

F5

117~142 m/s
(約3 秒間の平均)

住家は跡形もなく吹き飛ばされるし、立木の皮がはぎとられてしまったりする。自動車、列車などが持ち上げられて飛行し、とんでもないところまで飛ばされる。数トンもある物体がどこからともなく降ってくる。

5月7日に気象庁から発表された資料をコピーしました。

平成 24 年5 月6 日に茨城県つくば市付近で発生した突風について

突風の強さが「F2」と報道されていましたが、いままで全くなじみのない単位だったので気になっていました。F3になると汽車の中でさえ安全では無くなるのですね。本当に恐ろしいと感じます。4月3日の爆弾低気圧といい、異常気象が本当に身近になってきました。

自然災害の認識を改めて、万が一のことを想定しておきたいと思います。

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