ドラマ「都市伝説の女」[全9話](お薦め度★★)
<番組データ>
テレビ朝日、2012年4月13日スタート。刑事ものドラマ。
<スタッフ>
脚本:後藤法子
音楽:池頼広
演出:星野和成(MMJ)、塚本連平、秋山純(テレビ朝日)
プロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)、遠田孝一(MMJ)、八巻薫(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
<キャスト>
長澤まさみ(音無月子)
溝端淳平(勝浦洋人・警視庁鑑識課)
竹中直人(丹内市生・警視庁捜査一課第七係丹内班主任)
平山浩行(柴山俊也・警視庁捜査一課第七係丹内班)
安藤玉恵(岩田洋子・警視庁捜査一課第七係丹内班刑事)
良知真次(安藤満・警視庁捜査一課第七係丹内班刑事)
宅間孝行(郷原祐一・警視庁捜査一課郷原班主任)
菅原卓磨(渡辺正康・警視庁捜査一課郷原班刑事)
細江真由・警視庁交通課の婦警 - 小林優美
板倉由希美・警視庁交通課の婦警 - 篠原真衣
辻修(秋山信二・警視庁鑑識課、勝浦の上司)
伊武雅刀(武重治・警視庁副総監)
宇津井健(小栗龍太郎・正体不明の紳士的な老人)
秋月成美(音無都子・月子の妹、大学生)
美脚だけでした。
脚本がタイトルを反映していません。もっとミステリーで不可解な内容かと期待したのですが、普通の推理もので、都市伝説というテイストを少しだけ振りかけただけでした。見掛け倒しです。脚本さえレベル以上ならば面白い作品になったかもしれません。残念です。
それにしても長澤まさみという女優はついていません。せっかく映画『モテキ』で復活を遂げて、久々のドラマの主演として注目が集まった作品だったのに外しました。深夜帯のドラマにもかかわらず、彼女を含めたキャスティングはかなりのグレードでした。製作陣としても気合が入っていたと思います。ビジョアル的には映画『モテキ』のそのままにセクシーで、ちょっとおバカなキャラクターは決して外してはいなかったのですが、低レベルな脚本は逆に作用してしまいました。
彼女には有能なブレーンがいないのでしょうか。若手女優が台頭してきて焦りもあるとは思いますが、彼女のキャラクターやビジョアルを生かす有効な展開をしないと再び脚光を浴びることは難しくなるでしょう。
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