ドラマ「Wの悲劇」[全8話](お薦め度★★)
テレビ朝日、2012年4月26日スタート。ミステリードラマ。
<スタッフ>
原作:夏樹静子「Wの悲劇」(光文社文庫、角川文庫)
脚本:寺田敏雄
演出:片山修(テレビ朝日)、植田尚(MMJ)、常廣丈太(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田爽(テレビ朝日)、清水真由美(MMJ)
主題歌:平井堅「告白」(デフスターレコーズ)
挿入歌:平井堅「Woman"Wの悲劇"より」(デフスターレコーズ)
<キャスト>
武井咲(和辻摩子、倉沢さつき)
桐谷健太(弓坂圭一郎・警視庁捜査一課の刑事)
松下由樹(一条春生・元ダンサーで現在はさつきの働くマスカレードの雇われオーナー)
福田沙紀(立花綺羅々・さつきのライバル)
剛力彩芽(御堂沙耶香・マスカレードで一番注目を集めているトップダンサー)
寺田稔(和辻与兵衛)
野際陽子(和辻みね・与兵衛の妻)
高橋一生(間崎鐘平・主治医)
金田明夫(和辻繁・与兵衛の弟)
武田航平(和辻卓夫・繁の息子)
若林麻由美(和辻淑枝・与兵衛の弟(故人)の娘)
中村俊介(和辻道彦・淑枝の三人目の夫)
広岡由里子(木村志乃・家政婦)
昆夏美(クララ・ショーパブのダンサー)
森田彩華(レイラ・ショーパブのダンサー)
山口恵(ソアラ・ショーパブのダンサー)
「【速報】2012春の新ドラマ&新アニメの注目作はこれだ!【追記あり】」でレポートしたように、初回を観ただけで止めるつもりでした。しかし、息子が大の武井咲ファンなので最終回までつき合ってしまいました(笑)。
結局、主役の武井咲以外は×でした。
原作がしっかりしているので物語として破綻はしませんでしたが、見所はありません。脚本、演出、編集、撮影とも並み以下です。致命的だったのがキャスティングです。ほとんど意図が理解できません。バーターでオスカープロモーションの福田沙紀と剛力彩芽を起用していますが、ほとんど効果無しでした。ショーパブのダンサー3人組に関しては明らかにレベルダウンです。松下由樹が演じた雇われオーナー役はリアリティが皆無でした。何故このような人物を登場させてしまったのか意味不明です。
やはり映画『Wの悲劇』の足元には及びません。息子は武井咲が目当てだったのでそれなりに評価していますが、いつか本物を鑑賞させます。
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