2012春の新ドラマは豊作でした
速報でお伝えした通り4月クールは4作品が群を抜いていました。非常に充実したクールになりました。テレビ局が低予算ながら面白いものを提供しようと工夫しています。2作品が視聴率が取れずに打ち切りとなりましたが、それほどレベルの低いものではなかったと思います。
次の一覧は2012春の新ドラマランキングです。
ドラマ名 | 放送局 | 開始日 | 放送時間 | 曜日 | お薦め度 | |
① | 「未来日記-ANOTHER:WORLD-」 | フジテレビ | 4/12 | 23:10 | 土 | ★★★★★ |
② | 「リーガル・ハイ」 | フジテレビ系列 | 4/17 | 21:00 | 火 | ★★★★★ |
③ | 「鍵のかかった部屋」 | フジテレビ | 4/16 | 21:00 | 月 | ★★★★★ |
④ | 「クローバー」 | テレビ東京 | 4/13 | 24:12 | 金 | ★★★★ |
⑤ | 「コドモ警察」 | TBS系 | 4/19 | 24:55 | 木 | ★★★ |
⑥ | 「三毛猫ホームズの推理」 | 日テレ | 4/14 | 21:00 | 土 | ★★ |
⑦ | 「Wの悲劇」 | テレビ朝日 | 4/26 | 21:00 | 木 | ★★ |
⑧ | 「都市伝説の女」 | テレビ朝日系 | 4/13 | 23:15 | 金 | ★★ |
続いて、鑑賞見送りドラマの寸評です。少しも観ていないものは除いています。
・「スープカレー」は演劇ユニットTEAM NACSの5人が揃って主演する連続ドラマです。#1で面白そうなエピソードが登場しないので#2以降は取り止めました。
・「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」は、30歳で脱サラして医者を目指した実話とのことですが、主人公のあまりに空気を読まない姿勢にリアリティを感じませんでした。医者の世界の方がサラリーマンよりも上下関係が厳しくなるはずなのに、研修医が自らの正義を押し通す姿に閉口しました。草彅剛が主人公なので#3まで我慢しましたが、それ以上はついていけませんでした。
・「Answerが~警視庁検証捜査官~」は、観月ありさが刑事役初挑戦ということで、興味を持ちました。しかし、そもそもの舞台設定に無理があり、主人公の人物が創作臭く#1で中断しました。
・「クレオパトラな女たち」は、主人公が佐藤隆太なので期待したのですが、描かれる美容整形の世界が作り話っぽくて#2で止めています。今クールの打ち切りドラマの1つとなっています。
・「パパドル」のヒロインに起用された優香のビジョアルが痛々しくて観ていられませんでした。バラエティや情報番組などで久しぶりの水着写真集を披露したことで脚光を浴びていましたが、ドラマの中の彼女の笑顔は顎のラインが老け顔に感じられて直視できませんでした。
・「カエルの王女さま」は、天海祐希のキャラクターを生かしたドラマになると思われましたが、脚本に冴えがなく、コメディとして噛み合わないドタバタ劇となってしまいました。#3までは観ました。
・「たぶらかし~代行女優業・マキ~」の主人公・谷村美月がお色気を振りまく人物設定は、演技力がある彼女にしては意外な印象を持ちました。彼女のような実力のある若手女優でもこのような役を演じなければならない過酷な状態にあるのでしょうか。残念ながらストーリー展開に面白さがなく#4で観るのを終了しました。
・「もう一度君に、プロポーズ」は物語として興味を感じましたが、ドラマのテンポトーンに馴染めずに初回途中で止めています。
・「ATARU」は初回の間延びした演出に引いてしまいました。主人公の描き方にリアリティを感じることができず、初回のみの鑑賞となりました。
・「家族のうた」の主人公・オダギリジョーはキャスティングミスでしょう。父親を演じさせることに無理がありました。有り得ない人物なので視聴率的に支持されず、早々に打ち切りが決定しました。
・「恋するメゾン。Rainbow Rose」はKARAのジヨン、超新星のゴニルなど、日韓の人気者が登場しましたが、ドラマとして全く面白くありません。初回を何とか騙し騙し観終えましたが、韓国ドラマを日本語吹き替えしただけで制作の意図が感じられませんでした。
・「放課後はミステリーとともに」は脚本が悪く、初回の開始早々の台詞がありえないものばかりで、10分も持ちませんでした。
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