映画『カンフー・パンダ2<日本語吹替版>』(お薦め度★★★★)
監督、ジェニファー=ユー=ネルソン、製作、メリッサ=コブ。脚本、ジョナサン=エイベル、グレン=バーガー。音楽、ハンス=ジマー。音楽、ジョン=パウエル。2011年米。アニメ映画。声の出演、山口達也(ポー)、笹野高史(シーフー老師)、木村佳乃(マスター・タイガー)、石丸博也(マスター・モンキー)、MEGUMI(マスター・ヘビ)、藤原啓治(シェン大老)。
番組紹介/解説(WOWOWオンラインから引用)
《伝説の龍の戦士》となったパンダのポーは、今回カンフーも太刀打ちできない兵器を持った邪悪なクジャク、シェン大老に立ち向かうことに。大ヒットCGアニメの第2弾。
食いしん坊でメタボ腹のおとぼけパンダが、厳しい修行と仲間たちの助けで悪を倒すアクションコメディCGアニメ「カンフー・パンダ」第2弾。今回主人公ポーの前に立ちはだかるのは、恐るべき破壊力を持った大砲を手に世界征服をたくらむ邪悪なクジャク、シェン大老。ポーの出生の秘密を知るらしい強敵に、どう立ち向かうのか? 前作を超える笑いとアクション、そして原語・吹替ともに豪華な声のキャストの演技にも注目だ。
※初回放送時の情報を掲載しております。
原題 Kung Fu Panda 2
製作年/製作国/内容時間 2011年/アメリカ/91分
ジャンル アニメーション
ドリームワークスがカンフー要素を完璧に吸収して、ハリウッド映画として独創的なアニメを提供しています。凄いですね。ピクサーにしてもドリームワークスにしても限界は無いようです。
冒頭に経緯を語って理解させ、スムーズに物語の世界に誘いました。そして惜しげもなくカンフーアクションを満載して、全くあきさせません。脚本の完成度は高く、テンポの良さは絶賛に値します。
敵役となるシェン大老のキャラクターについても、背景を説明して人間としての未熟さ弱さを理解させてくれるので、ファミリー向けとしても十分な内容でした。
ただし、声優については主要メンバーは前作と同じなのでレベルの低さは相変わらです。本作では特にマスター・タイガーが活躍しますが、木村佳乃の存在感がまるで無い線の細さにはがっかりしました。せっかくの秀作も声優の実力不足が足を引っ張ります。次回作でも期待できません。
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