映画『白夜行 -白い闇の中を歩く-』(お薦め度★★★★)
<スタッフ>
監督:パク=シヌ
製作:カン=ウソク
脚本:パク=ヨンソン、パク=シヌ
撮影:イ=チャンジェ
音楽:チョ=ヨンウク
<出演>
ハン=ソッキュ(ハン=ドンス)
ソン=イェジン(ユ=ミホ/イ=ジア)
コ=ス(キム=ヨハン)
チャ=ファヨン(ソ=ヘヨン)
イ=ミンジョン(イ=シヨン)
番組紹介/解説(WOWOWオンラインから引用)
東野圭吾のベストセラーを、舞台を韓国に移して映画化したミステリー。過去に起きた殺人事件を背景に、容疑者の娘と被害者の息子、奇縁で結ばれた2人のたどる運命を綴る。
TVドラマ化もされて人気を呼んだ東野圭吾の傑作長編を韓国で映画化。14年前に起きた殺人事件に絡み、容疑者の娘と被害者の息子となった2人の若者を結ぶ数奇な運命が展開する。「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジンが過去に苦しむヒロインを熱演、発端となった事件を追い続けるベテラン刑事を「シュリ」のハン・ソッキュが演じた。東野圭吾も絶賛したという映画独自の解釈やアレンジを、原作と比較しても楽しめるだろう。
※初回放送時の情報を掲載しております。
原題 White Night
製作年/製作国/内容時間 2009年/韓国/136分
ジャンル サスペンス/ミステリー物語
あるとき、出所して間もない男が惨殺される事件が発生。この件と14年前に起きた殺人事件との関連が疑われ、捜査チームは当時の事件を担当していたベテラン刑事ドンスに協力を要請する。ドンスは14年前、容疑者死亡で一応の決着を見たその事件に今も疑いを抱き続けていた。彼は、被害者の息子だった少年ヨハン、そして加害者の娘で年齢より大人びて見えた美少女ジアを思い出し、刑事の直感から2人のその後を追い始めるが……。
邦画の『白夜行』よりも前に観たかった作品です。
同じ原作とは思えないほどのクオリティです。14年前の事件をベテラン刑事が何故執拗に追うのかが納得できるため、リアリティが増して人間ドラマとして深い物語となりました。
キャスティングも抜群です。ベテラン刑事役のハン=ソッキュ対俺の憧れの女優・ソン=イェジンと闇を生きる溝端淳平似のコ=スの激突は見応えありました。
ソン=イェジンは映画『ナンパの定石』以来3年振りです。これだけ華もあり実力もあるにもかかわらず、日本で公開される作品が激減したのは残念でなりません。
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