Google日本語入力バージョン1.6.1209.3がAndroidタブレット用キーボードに対応し進化した
10月4日、Android 版 Google 日本語入力がアップデートされました。今回の目玉はGodanキーボードが導入されたことです。ケータイ配列からのフリック操作よりも日本語が入力しやすくなりました。これでアップルのiPhone、iPod touchなどの日本語入力環境を超えました。快挙だと思います。
ところで、今回のバージョンアップで特筆すべきことは写真の通りAndroidタブレット用キーボード(ハード)に対応したことです。「ケータイ配列、QWERTY 配列に続く新しいキー配列、Godanキーボード」と定義されたので、従来のハードとしてのキーボードと区別がしにくくなったのですが、Androidタブレット・イーパッド(TF101)の標準で付いているキーボードから日本語入力が対応され格段に進化しています。劇的に素晴らしいです。
TF101を電源ONにした際に、パスワードを入力するのですが、写真左下隅に「あa」の切り替えモードが表示されるようになりました。これが非常にありがたい機能です。
何故かと言うと、これまでこの表示がなかったので、キーボードが付いた状態でパスワードを入力すると間違いなく入力したのにエラーになる摩訶不思議な現象が発生し、キーボードを外してタブレット単体にしてからパスワードをソフトキーボードから入力してエラーを回避する操作をしていました。
どうしてエラーになるのかわからず仕舞いだったのですが、バージョン1.6.1209.3になってエラーの意味がわかりました。「あa」において「あ」の日本語入力状態になっていたから、本来「a」の状態で英語入力されておらずエラーになっていたのです。
これが解決しただけでもストレスがかなり軽減されました。また、Androidタブレット用キーボード(ハード)からの日本語入力がスムーズになって、いよいよTF101のキーボード環境が活かされる状態になりました。
この可能性としてAndroidタブレットはiPadのようなタブレット単体としての進化だけでなく、ノートPCの代替端末としても進化を遂げるかもしれません。Chromebookを必要とせずにAndroidタブレットだけで足りるかもしれません。
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