ドラマ「ダブルフェイス 潜入捜査編」(お薦め度★★★)
<番組データ>
TBS、2012年10月15日21時放送。クライムサスペンスドラマ。
続編「ダブルフェイス 潜入捜査編」はWOWOWで10月27日20時放送(TBSでも2012年12月~2013年1月OA予定)。
<スタッフ>
製作:TBS、WOWOW
制作協力:ファイン
脚本:羽原大介
エグゼクティブプロデューサー:佐々木卓、仲澤雅彦(WOWOW)
企画:田代秀樹
プロデューサー:渡辺信也、井上衛(WOWOW)、森川真行(ファイン)、渡邉義行(ファイン)、森井輝(ロボット)
音楽:菅野祐悟
監督:羽住英一郎
<キャスト>
森屋純:西島秀俊
高山亮介:香川照之
西田奈緒子:和久井映見
ヒロシ:伊藤淳史(TBS版のみ出演)
末永万里:蒼井優(WOWOW版のみ出演)
小野寺警視正:角野卓造(TBS版のみ出演)
織田大成:小日向文世
<イントロダクション>(TBSサイトから引用)
2つの顔を持つ、2人の男 TBSとWOWOWが共同制作するビッグ・プロジェクト!表と裏、2つの顔を持った2人の男。その運命をシリアスかつダイナミックに描くスペシャルドラマ「ダブルフェイス」を、TBSとWOWOWで共同制作することが決定した。
TBSでは「潜入捜査編」を、WOWOWでは「偽装警察編」を放送する。TBS版の『ダブルフェイス 潜入捜査編』の主人公は、闇組織の中で警察の潜入捜査官として生きる森屋純。WOWOW版の『ダブルフェイス 偽装警察編』の主人公は、エリート警察官ながら実は闇組織のスパイである高山亮介。
まったくの正反対な立場であり、決して相容れることのない純と亮介。善と悪、光と陰、葛藤と愛、友情と裏切り、そして対決・・・複雑に絡み合う2人の運命を、TBS版、WOWOW版の2作品で描く。
トニー・レオン&アンディ・ラウの主演で世界中で大ヒットした香港映画「インファナル・アフェア」をリメイク、舞台を日本に設定し単なる刑事モノ&やくざモノの作品では終らない濃い人間ドラマとして味付けし、緊迫感あふれるスリリングな作品をお送りする。ドラマ『ダブルフェイス』では、このビッグ・プロジェクトにふさわしい人気・実力を兼ね備えた主演俳優が決定した!
TBS版『ダブルフェイス 潜入捜査編』の主人公・森屋純には西島秀俊。WOWOW版『ダブルフェイス 偽装警察編』の主人公・高山亮介には香川照之。日本のテレビ・映画界をリードする名優2名が、夢の「競演」を果たすことになる。
さらに脇を固める共演者も、和久井映見、伊藤淳史(TBS版のみ)、蒼井優(WOWOW版のみ)、角野卓造(TBS版のみ)、小日向文世と豪華な顔ぶれが集まった。
また、出演者だけでなく、制作陣も豪華な顔ぶれとなった。監督には映画「海猿」シリーズでメガホンをとった羽住英一郎。脚本には「パッチギ!」「フラガール」を手がけた羽原大介。音楽はドラマ「SP」シリーズ、「外交官 黒田康作」シリーズなど印象深い劇伴を創り出している菅野祐悟。万全の制作体勢で注目のコラボレーションに挑む!『ダブルフェイス』は、TBS版(潜入捜査編)だけでも1つのドラマとしても成立、WOWOW版(偽装警察編)だけでも1つのドラマとして成立する作品となる。
しかし2つのドラマを併せて見ることで、このドラマの奥深い世界感が分かること間違いなし。日本のテレビ業界初の試みを、豪華な出演者&隙の無い制作陣でお届けする『ダブルフェイス』。そこにあるのは希望か、絶望か?
TBSとWOWOWが贈るビッグ・プロジェクトに、ご注目下さい。
W主演以外のキャスティングが弱いものの、なかなか楽しめました。
また、脚本が若干物足りないのも難でしたが、説明不足の部分は映画『インファナル・アフェア』を思い出しながらダイジェスト版的に鑑賞できました。オリジナルを十分にオマージュしており、ドラマ版としては上出来だと思います。同じリメイクの映画『ディパーテッド』並みではないでしょうか。
重厚感ある映像ながら、ガンアクションが軽いなどバランスが悪いところがありましたが、ラストの爆発シーンは圧巻の迫力でした。炎をバックにした西島秀俊がカッコ良かったです。
続編のWOWOW版は予告からオリジナルとは違う展開が用意されているようで非常に楽しみです。このようなテレビ局のコラボはリスクが高いですが、是非とも成功して欲しいと思います。
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