« ドラマ「高校入試」[全13話](お薦め度★★★★★) | トップページ | erabu2012年下半期「映画・ドラマ・アニメ」ベスト10 »

2012.12.30

ドラマ「Piece」[全13話](お薦め度★★★)

ダブル主役の本田翼と中山優馬に魅力がありました。
登場人物の設定が、現実離れしてリアリティが感じられません。変人ばかりです。また、現在の進行に3年前の高校生時代が再現されるものの、低コストの影響か特に演出上の違いが無いので、分かりにくさがありました。学生服を着ているか着ていないかだけで表現するのは無理があります。
しかしながら、サスペンス仕立てによって弱点を脚本が吸収してくれたので破綻を逃れました。ドラマ「スプラウト」のスタッフが参加しており、アイドルをうまく活用していると感じました。

<番組データ>
日テレ、2012年10月6日スタート。ラブサスペンスドラマ。

以下、日テレサイトから引用します。

<スタッフ>
原作:芦原妃名子(あしはら=ひなこ)『Pices』(小学館月刊「ベツコミ」連載中)
脚本:大石哲也、松田裕子
監督:河合勇人('08「花影」'09「ハチミツドロップス」テレビ東京「鈴木先生」NTV「スプラウト」「数学♥女子学園」他)、橋本光二郎(テレビ東京「鈴木先生」NTV「スプラウト」TBS「スープカレー」他)、滝本憲吾('07「Sadistic Mica Band」テレビ東京「鈴木先生」他)
プロデューサー:植野浩之(日本テレビ)、渡邉浩仁(日テレ アックスオン)
制作プロダクション:日テレ アックスオン
企画制作:日本テレビ
製作著作:VAP

主題歌:「Missing Piece」中山優馬(ジャニーズ・エンタテインメント)
挿入歌:「水の帰る場所」中山優馬(ジャニーズ・エンタテインメント)

<キャスト>
成海皓:中山優馬
須賀水帆:本田翼
矢内高史:松村北斗/ジャーニーズJr.
瀬戸内円:鈴木愛理
菅原勇:野澤祐樹(noon boyz)
小池先輩:安井謙太郎/ジャーニーズJr.
西田礼美:荒井萌
折口はるか(故人):水野絵梨奈
折口はるかの母:中村久美
宮本先生:高橋努
七尾君子:木野花
成海理沙子:戸田菜穂

<イントロダクション>
3年前、高校2年の数々月間、誰にも悟られずに、逢瀬を重ねていた成海皓と須賀水帆。
再び会うはずのなかった二人が、同級生の死によって再開し、運命の歯車が回り出す!!

突然舞い込んだ、高校時代のクラスメイトの訃報。
遺族の願いを叶えるため、姿の見えぬ「元・恋人」探しを請け負うことになった水帆。
3年前の高校時代と、大学生になった現在。<br>
二つの時代を二部構成で描きながら、主人公の恋愛と成長を多層的に追いかけていく。

なにげなく始まり、なにげなく終わってしまった、成海と水帆の恋人同士のような関係。
二人は、他者との距離をうまくつかめず、他人に興味を抱けない点では、似た者同士だった。

人を愛すること、受け入れること、自分をさらけ出すこと、認め合うこと。
者との関わり方が、苦手だった高校時代の二人。
時間が流れ、大学生になった今、二人の関係に変化が訪れていく。

過去を振り返り、色んな人と再会し、様々な恋愛のピースを集めながら、見えてこない人の素顔(ピース)に近づいていく。
時間軸を大胆に分割することで、高校時代(ドラマ前半)に張り巡らされた伏線が、現在(ドラマ後半)に大きなうねりとなって回収されていく手法も、本作のみどころのひとつ。

成海と水帆の恋愛模様を縦軸に描きながら、同級生の「恋人探し」が横軸となり、謎解きとLOVE線を交互に織りなす

至極のラブサスペンスをお送りします。

「知りたい」「近づきたい」「でも怖い」
矛盾と葛藤 自己保身と自己犠牲 そのせめぎあい
それでも私は、ピースを集める-。

|

« ドラマ「高校入試」[全13話](お薦め度★★★★★) | トップページ | erabu2012年下半期「映画・ドラマ・アニメ」ベスト10 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドラマ「Piece」[全13話](お薦め度★★★):

« ドラマ「高校入試」[全13話](お薦め度★★★★★) | トップページ | erabu2012年下半期「映画・ドラマ・アニメ」ベスト10 »