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2013.01.06

大晦日の「アイアンシェフ」は低視聴率でも、記憶に残る素晴らしい番組だった【追記あり】

【追記:2013/01/07】
1月4日発売の雑誌「日経エンタテインメント2013年2月号」の「テレビ証券」でフジテレビの「アイアンシェフ」不振について分析しています。要因としては「時代とズレてしまった」「お金と手間をかけてうまい料理を食すという価値観が、ちょっと古くなりつつある」そうです。
確かに安くて豪華な“立ち食いフレンチ”が大繁盛しており、コストパフォーマンスこそが注目され続けています。

となるとやはり短命にならざるを得ないのかもしれません。

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大晦日に価値ある内容でした。俺は第1、2部は生放送で、第3部はアニメ「猫物語(黒)」に一旦切替て観終わって直に追っかけ録画鑑賞しました。第1部の審査員で剛力彩芽が登場していましたが、可愛らしい食べっぷりに癒されました。

さて、視聴率に関して、1月2日に毎日新聞デジタルで配信された記事の一部を引用します。

同時間帯の民放(関東地区)では、7年連続となる年末恒例のバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!!」(日本テレビ系)が前半16.8%、後半16.5%で民放トップだった。「世界の鉄人ドリームマッチ!アイアンシェフ生対決スペシャル」(フジテレビ系)は第1部5.4%、第2部4.5%、第3部4.2%だった。「お願い!ランキング 2012年テレビ朝日系列瞬間最高視聴率BEST100大発表SP」(テレビ朝日系)は第1部2.6%、第2部5.6%だった。

昨年10月26日から新番組として復活したものの、視聴率が低迷していることは知っていました。しかし、大晦日の生放送で81歳になる道場六三郎が登場するということで、話題性もあり視聴率もそれなりと期待していたのですが惨敗でした。残念な結果です。

しかしながら、番組自体は見事でした。やはり第2部の「黒木純VS道場六三郎」は名勝負でした。新時代の新番組のヒーローを形付けるため、番組サイドとしては3人のアイアンシェフが全員勝利という筋書きとしたいところだったのでしょうが、1人だけ負けてしまうという非情な結果が出てしまいました。清々しいほどの潔い真剣勝負による結末でした。

この先、視聴率の向上が見込めない限り、番組としては短命に終わってしまうでしょうが、大晦日のガチンコ料理対決は後世に語り継がれると思います。フジテレビの番組に対する真摯な姿勢は大いに評価します。

<番組データ>
フジテレビ、12月31日(月)18時~23時45分。

以下、フジテレビサイトから引用します。

<イントロダクション>
2012年12月31日(月)18時~23時45分放送『世界の鉄人ドリームマッチ!アイアンシェフ生対決スペシャル』では、先日、初代【和】の鉄人を務めた道場六三郎と【和】のアイアンシェフ:黒木純との「新旧対決」が決定したばかり。そんな中、【中華】のアイアンシェフ:脇屋友詞と【フレンチ】のアイアンシェフ:須賀洋介の対戦相手にもスペシャルならではの豪華な顔ぶれがそろった。
第1試合は、アイアンシェフ:須賀洋介VSタイの最強鉄人:イアン・キティチャイ。須賀はこれまで3試合を戦い、圧倒的な強さと周りをくぎ付けにする美しい作業と芸術的な盛り付けで全勝を飾っている。一方のイアン・キティチャイは、世界各国でフランス料理の修業を重ね、現在はアメリカやインドなど世界中に7店舗のレストランを展開している、まさにタイの最強鉄人なのだ。フレンチ界のスター同士の対決は勝利の行方だけでなく、その手で作られる料理にも注目したい。
第2試合は、先日発表したアイアンシェフ黒木純VS初代【和】の鉄人を務めた道場六三郎。テレビの前で料理を披露するのは約15年ぶりだという道場は、この対決を楽しみたいと意気込んでおり、一方の黒木は道場の存在を一番影響を受けた料理人と言っても過言ではないと言うほどで、やるからには勝つとやる気十分だ。こちらの「新旧対決」も『アイアンシェフ』の歴史に残る一戦となるに違いない。
そして、第3試合は、アイアンシェフ:脇屋友詞VSアメリカの最強鉄人:森本正治。脇屋も須賀と同様これまで3試合を戦い、全て対戦相手に1ポイントも与えずに完全勝利を記録している。その安定感と強さに立ち向かう相手として選ばれたのが、『料理の鉄人』時代に3代目:和の鉄人を務めた森本である。彼は、アメリカ版の『アイアンシェフ』で和の鉄人としてその活躍の場を広げている強者だ。中華VS和食の対決となるが、絶対的な強さを持つ脇屋と世界でさらに進化を遂げた森本との勝負も息を飲む展開になりそうだ。
3試合ともまさに「ドリームマッチ」にふさわしい布陣がそろった。『アイアンシェフ』史上、最強同士のガチンコ料理対決!ぜひ片時も離れずに【和】【中華】【フレンチ】各試合の真の勝者を見届けてほしい!!

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コメント

大みそかのアイアンシェフは見逃してしまいました。
観ればよかったです。

投稿: starfield | 2013.01.07 11:48

>starfieldさん、コメントありがとうございます。

道場六三郎にとって“最後の一戦”とも言われていました。見逃されて残念ですね。

投稿: erabu | 2013.01.07 14:38

番組の構成がとてつもなく良くなかった。
少なくともあれだけの放送時間で1試合45分は問題外。
紹介・前振り・芸人の馬鹿騒ぎで無駄に時間を潰し続け、あの手の番組が生放送で行われる意味が皆無である虚しさを知った。
さらに「アイアンシェフ」不振の最大の要因は審査員だろう。
初期の平野雅章氏や後期の岸朝子女史のような誰の料理であろうと一刀のもとに叩き斬るような審査員がいなければ、ただ出場者と手を組んで「第二の川越シェフを育てろ」とばかりにはやし立てる各在籍店舗の宣伝番組にしかなっていない。
「料理の鉄人」は鉄人に厳しい番組だった。
和の鉄人にはフォアグラをトリュフを、中華の鉄人には和の食材を、と鉄人が己のジャンルに捉われぬ有り余る技量を見せつける番組だった。
一方の「アイアンシェフ」は食材も凡庸、審査員も凡庸、挑戦者もテレビタレントのような者か、見たことも聞いたことも無い無名料理人ばかり。
番組の半分は愚かな審査員が「自分がどれだけ食の知識を有しているか」を自慢しおだて合う醜い時間。
いわば、製作局という看板が同じなだけで、作り手の魂が継承されていない見るも無残なモノマネ番組になり下がった。
時代時代の番組は時代時代の者が作り視るもの。
視聴率が取れぬのは、時代遅れだからではない。
魂のこもらない形だけの回顧番組ならばこそだ。

投稿: やまざき | 2013.01.07 16:15

>やまざきさん、コメントありがとうございます。

辛口ですね。
俺は、あのフォーマットで生放送に挑戦した参加者全員の心意気に打たれました。

>番組の構成がとてつもなく良くなかった。
逆の意味でやまざきさんの印象に残ったかもしれませんね。

投稿: erabu | 2013.01.07 17:44

個人的には…ん~
最初しばらくみて結果だけわかればいいかなぁ…となって「笑ってはいけない」と「紅白」とあわせてザッピングしながら見てました(笑

判定のための食事が長いんで、黙々採点して発表したあとに採点理由を簡潔に述べるスタイルのが良かったな。あそこ途中でCMとか入られると苦痛なので

あとは主催役の玉木さんのキャラクターが弱いことか
鹿賀さんの舞台で鍛えたみたになよく通る響く声質だったり、舞台俳優ならではの大げさに芝居ががった演技とか
キッチンコロシアム主催者ってキャラクターの浮き世離れした感じにマッチしてたんだよね。
ドラマや映画撮影とは違うから、玉木さんはキャラが弱いというか…もっと大げさにハッタリ聞いたキャラクターを演じられる役者のほうが良かった。

投稿: ノラマル | 2013.01.15 03:35

>ノラマルさん、コメントありがとうございます。

>判定のための食事が長いんで、黙々採点して発表したあとに採点理由を簡潔に述べるスタイルのが良かったな。あそこ途中でCMとか入られると苦痛なので

この番組フォーマットで、料理を作るよりも食べて判定することが生放送では大変なのが非常にわかりました。テレビ的に審査員に食べさせなければならず、時間が無いにもかかわらず、コメントをさせて採点させるのは至難の技でした。

>ドラマや映画撮影とは違うから、玉木さんはキャラが弱いというか…もっと大げさにハッタリ聞いたキャラクターを演じられる役者のほうが良かった。

賛否両論がありそうですね。確かにハッタリはありませんね。私は玉木さんの結果発表のタメの間が絶妙のタイミングがあって気に入っています。

投稿: erabu | 2013.01.15 11:49

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