ドラマ「24 -TWENTY FOUR- ＜シーズンⅥ＞」[全24話]（お薦め度★★★）

完璧なドラマはシーズンⅤまででした。
極論を言えば、シーズンⅥ以降は観ないほうがいいのかもしれません。これまでの遺産で何とか最後まで鑑賞したというのが率直な感想です。非常に残念です。

このシーズンⅥは、すべてにおいてレベルダウンしています。残り2シーズンありますが、神懸りな世界観のドラマだっただけに元のレベルに戻すことは不可能だと思います。何と言っても大切なリアリティが無くなったのは痛いです。

重要な新しい登場人物もレベルダウンしており、一気に関心が萎んでしまいました。ジャック=バウアーに対しても違和感を感じる始末です。

究極の犯罪を扱ってきたために失速してしまったのは仕方が無いでしょう。逆に言うと5シーズンまで続けられたのが奇跡というべきかもしれません。

ところで、2月10日の零時から一挙放送されたので、何話まで連続して視聴できるかトライしました。気づいたら5話の途中からストーリーが飛んでいました。やっぱり俺はドラマ視聴ですら「24」時間戦えないようです（笑）。

＜スタッフ＞
監督：ジョン=カサー、ブラッド=ターナー、ブライアン=スパイサー
脚本：ハワード=ゴードン、ジョエル=サーノウ、マイケル=ロセフ、ロバート=コクラン、エバン=カッツ

＜キャスト＞（以下、WOWOWオンラインから引用）
役名：役者名（声）
ジャック=バウアー：キーファー=サザーランド（小山力也）
クロエ=オブライエン：メアリー=リン=ライスカブ（林真里花）
ビル=ブキャナン：ジェームズ=モリソン（中博史）
カレン=ヘイズ：ジェイン=アトキンソン（鳳芳野）
トム=レノックス：ピーター=マクニコル（佐々木省三）
フィリップ=バウアー：ジェームズ=クロムウェル（糸博）

＜番組紹介／解説＞
K・サザーランド主演の人気ノンストップドラマ「24～」から第6シーズンを放送。連続自爆テロが発生。ジャック・バウアーが中国から帰還するのは死ぬため！？
“24時間戦い続ける男”ジャック・バウアー役をサザーランドが熱演し、日本でも人気のノンストップ・リアルタイム・アクション・ドラマ「24～」。2012年9月より毎月1シーズンずつ放送中だが、2013年2月はシーズンVI （第6シーズン）を放送（本国では2007年1～5月に全米ＦＯＸネットワークで放送）。前シーズンの最後、かつてのトラブルの因果で中国政府に拉致されたジャック。新シーズンでは彼が中国から帰還するが、その背後には連続自爆テロを防ぐためならジャックが死んでもいいという合衆国政府の判断があって……。ジャックの父親フィリップ役でジェームズ・クロムウェル、ジャックの弟グラハム役で「ＥＲ 緊急救命室」シリーズでロマノに扮したポール・マクレーン、レノックス大統領主席補佐官役で「グレイズ・アナトミー７」でスタークを演じたピーター・マクニコルらがキャストに加入。

＜ストーリー＞
ある日の朝6時、ＬＡ。全米各地でイスラム系過激派組織による自爆テロが連続発生。何度も米国を救った元ＣＴＵ（テロ対策ユニット）のジャック・バウアーだが、以前（第4シーズン）、在ＬＡ中国総領事館で事件を起こしたのを恨まれて中国政府に拉致されていた。しかし突然、中国側が合衆国政府の申し出を受け入れ、度重なる拷問で疲れはてたジャックがＬＡに運ばれてくる。
実は連続自爆テロの主犯と見られるアル＝アサド（アレクサンダー・シディグ）を売るという人物がジャックの身柄を要求したのだ。その目的はジャックに復讐するためだった。ジャックの元部下のクロエ（メアリー・リン・ライスカブ）はそれを知って放心状態におちいるが……。
※初回放送時の情報を掲載しております。

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