Windows8を触ってみた
2012年10月26日に発売されたWindows8を叔父の家で先週触りました。発売されて僅か3ヶ月でWindows8に触れるとは思ってもいませんでした。叔父はすでに東芝dynabook Satellite T642/WTMGWを購入していました。このマシンは液晶画面をタッチして操作できます。宅内は無線LAN環境です。ブロードバンドはフレッツ光で無線アクセスポイントはAirMac Expressです。無線LAN対応機に無線ファクス機能を搭載したブラザーのプリンタMFC-J855DNもあります。ただし、PCとAirMac Expressの接続は終わっているものの、プリンタとの接続がまだでした。
そこで、プリンタを無線LANに繋いで、PCとプリンタを接続しようと俺がセットアップを買って出ることにしました。Windows8を体験できる願っても無い機会です。しかし、簡単に出来ると踏んだのですが見込み違いでした。
セットアップは難航し、結局5時間ほどWindows8操作することになりました。時間がかかったのは、Windows8とAirMac Expressが初めてで、プリンタMFC-J855DNのセットアップCD-ROMがWindows8対応ではなかったためです。プリンタドライバはブラザーサポートサイトからダウンロードすることになりましたが、Windows8対応版がリリースされたのは1月25日でつい先日のことでした。
特にAirMac Expressはわからないので、無線LANに詳しい先輩にセットアップ中に電話してアドバイスを受け解決の糸口を見つけました。
さて、Windows8は次の構造のような印象です。
Windows8=Windows7+Android
Windows7の上にAndroidが乗っているように感じます。2つのOSが複合的に組み合わされているようです。よく出来ているとは思えますが、初心者には非常に分かりづらいです。
液晶画面をタップしての操作はAndroidタブレットそのものです。デスクトップのアイコンでデスクトップを表示させPCライクの操作をするという1ステップ必要になります。また、コントロールパネルを表示させたいときには、マウスのポインタを画面右下に持っていくとタスクバーが右サイドから表示される仕掛けです。Windows7のようにデフォルトでスタートボタンが無いのはマンマシンインターフェースとして致命的です(オプションで表示させることは可能だとは思いますが、自分で見つけるのは困難で誰かに教えてもらわないとわかりません)。
ともかく、直接的にPC操作するのが分かりづらく難儀しました。マシンパワーがあるようなのでOSの動作はキビキビしていてストレスは全くありません。しかし、直にWindows7と同様に動かそうとすると不必要な操作が入ってもどかしさがありました。
個人的には既にMicrosoft製品を使いたいと考えていません。やはり本命はグーグルのChromebook(クロームブック)です。そもそもAndroidタブレットのイーパッドTF101を購入したのも、Chromebookが日本で販売されていないからです。Windows7においてもGoogle ChromeをベースにPC作業を行っています。今後のPCはよりインターネットと親和性の高いOSで利用したいと考えています。今回Windows8を使ってみてその思いを強く持ちました。
Chromebookの登場を待つか、AndroidタブレットのPC的要素の進化を待つか様子を見たいと思います。
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