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2013.03.25

ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」[全11話](お薦め度★★★)【追記あり】

【追記:2013/3/26】
最終回で月9史上最低視聴率だったそうです。それほどドラマの内容が悪かったということにつきます。しかし、剛力彩芽の主演ドラマと記録されてしまいますね。

スポニチアネックスの記事を引用します。

月9史上最低更新 剛力彩芽主演「ビブリア古書堂の…」 最終回8・1%

剛力彩芽(20)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(月曜後9・00)の最終回が25日に放送され、平均視聴率が8・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。

14・3%とまずまずのスタートを切った同作。第2話以降は10%~12%台を上下していたが、最終話で2009年6月22日に放送されたSMAPの中居正広(40)が主演した「婚カツ!」第10話で記録した8・8%を下回り、月9史上最低となる8・1%を記録した。全11話の平均は11・3%だった。

3巻累計で310万部を突破した三上延氏の大人気ライトノベルシリーズのドラマ化。原作は昨年、文庫として初めて「本屋大賞」にノミネートされたほどで、小説のみならず、コミック化もされ、人気を呼んでいる。美しき古都・鎌倉の片隅にある古書店を舞台に、古書にまつわる謎、秘密を解き明かし、時を超え人と人との絆を紡いでいくヒューマンミステリー。ゴールデン枠連続ドラマ初主演となる剛力は古書店・ビブリア古書堂の店主である篠川栞子を演じる。脚本はヒットドラマ「鍵のかかった部」などを手掛けた相沢友子氏が務めた。

ビブリア古書堂で店員として働くことになるフリーターの大輔をEXILEのパフォーマー、AKIRA(31)が、ビブリア古書堂に住み着いている謎の男・志田を高橋克実(51)がそれぞれ演じていた。
[ 2013年3月26日 10:15 ]

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剛力彩芽が月9ヒロインを見事に演じきりました。
穏やかで内に秘めた古書に対する熱い想いをもったキャラクターを十分表現したと思います。
ドラマが始まる前に原作のヒロイン像と合っていないとバッシングを受けていましたが、本ドラマで実力のある若手女優だということが証明されました。かわいいだけではありません。

しかし、残念なのが作品に魅力がなかったことでしょう。タイトルから抱いていたドラマは、本格的なミステリーとイメージしていました。エピソード自体は古書にまつわるうんちくが語られて、推理が展開するもので事件が地味でした。この内容で月9として視聴者に提供されるのは、明らかにスケール的に落ちました。

また、推理の内容も複雑に感じられて、展開に飛躍というか妄想っぽさがあり、最後まで馴染めませんでした。特に安田成美が演じた彼女の母親については全く意味不明でした。どうでもいい登場人物としか言いようがありません。

今回の月9は、作品的に恵まれなかったものの、剛力彩芽の魅力で乗り切ったと理解しています。

以下、番組オフィシャルサイトから引用します。

<番組データ>
フジテレビ、2013年1月14日から毎週月曜日21時放送。ミステリードラマ。

<スタッフ>
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』<メディアワークス文庫>
脚本:相沢友子(『鍵のかかった部屋』、映画『プリンセス・トヨトミ』他)
音楽:☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm) & ARTIMAGE CREW/主題歌 E-girls(rhythm zone)「THE NEVER ENDING STORY」
プロデュース:小原一隆(『鍵のかかった部屋』、『夏の恋は虹色に輝く』演出 他)、藤野良太(『未来日記- ANOTHER:WORLD-』他)
演出:松山博昭(『鍵のかかった部屋』、『東京リトルラブ』、『ライアー・ゲーム』他)、宮木正悟(『主に、泣いてます』、『未来日記- ANOTHER:WORLD-』、『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』他)
制作:フジテレビ ドラマ制作センター

<キャスト>
篠川栞子:剛力彩芽
五浦大輔:AKIRA
笠井菊哉:田中圭
藤波明生:鈴木浩介
横田奈津実:北川弘美
篠川文也:ジェシー(ジャニーズJr.)
小菅奈緒:水野絵梨奈
佐々木亜弥:トリンドル玲奈
橋本さやか:内藤理沙
篠川智恵子:安田成美
五浦恵理:松坂慶子
志田肇:高橋克実

<イントロダクション>
美しき古都・鎌倉の片隅にある古書店『ビブリア古書堂』を舞台に、古書にまつわる謎、秘密を解き明かし、時を超え人と人との絆(きずな)を紡いでいくヒューマンミステリードラマです。

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