Kindle本『YS-11走る! ~たった一人で世界と闘う技術者魂』は素晴らしい!必読すべきです
著者:岩崎寿次
出版社: See-Saw Books; 2版 (2013/6/5)
ファイルサイズ: 1505 KB
印刷本として徳間書店から2008年1月31日発行されていたものをSee-Saw Booksが電子出版として復刻したものです。たまたま0円で入手していました。
最初タイトルだけで国産旅客機YS-11と自転車が全く結びつかず、眉唾感がありました。しかし、読み進めると本書の面白さにハマリました。
国産旅客機YS-11に携わった技術者・白井健次さんが、トヨタ自動車を経て自転車製造のベンチャーを興した物語で、自らのアイデア駆使してYS-11の構造を使って軽くて丈夫な折りたたみ自転車を商品化されています。
航空機と自動車で培った技術に基づいて、世界的にも通用する折りたたみ自転車を開発する過程がダイナミックにかつ繊細に描かれていて感銘を受けました。
俺自身も自転車が好きで、2005年に折りたたみ自転車を購入しています。そのため軽量化がどれほど重要なのかも、それなりに見識があります。しかし、白井健次さんが商品化された折りたたみ自転車は独創的で最先端です。
さらに驚くべきは、次の高度な複合製品があることです。
折りたたみ自転車+電動アシスト+キャスター付き
折りたたんで、キャスターで交通機関に持ち込むことができるという革新的な電動アシスト自転車です。しかも15kg(電動アシスト YS-22ハイブリッド パッケージ仕様)を切っているところが凄過ぎです。
乗り心地を含め、体感したくなりました。
白井健次さんが2005年に設立された会社は次の通りです。
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