映画『トランス』(お薦め度★★★)
思ったほどではありませんでした。
催眠療法(トランス)で失われた記憶を取り返すサスペンスです。もっと現実とも仮想ともつかない観念的なシーンが交差する作品と想像していましたが、バーチャルな映像表現は用いず、もっぱらリアルな展開です。後半にはしっかりと伏線を回収してくれますが、余りすっきりとしません。
登場人物の関係が、予想以上に内輪で、“実は”という種明かしというよりも説明不足を終盤に補われるため、舞台設定がドンドン減衰して行く、尻つぼみ感が残念です。
<作品データ>
劇場公開日:2013年10月11日
上映時間:101分
製昨年:2013年
制作国:アメリカ・イギリス
配給:20世紀フォックス映画
映倫:R15+
<スタッフ>
監督:ダニー=ボイル
脚本:ジョー=アハーン、ジョン=ホッジ
製作:クリスチャン=コールソン
製作総指揮:バーナード=ベリュー、フランソワ=イベルネル、キャメロン=マッキントッシュ、テッサ=ロス、スティーブン=レイルズ、マーク=ロイバル
<キャスト>
サイモン:ジェームズ=マカボイ
エリザベス:ロザリオ=ドーソン
フランク:バンサン=カッセル
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