ドラマ「こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~」(お薦め度★★★)
総花的な内容で、善意の実話として上手くまとまっています。
実際にはもっと難しい局面があったのではと感じられました。しかし、病院関係者の努力によって鉄壁の運営がなされたのかもしれません。
ファミリー向けドラマとしての立ち位置はしっかり守ったと感じます。
残念ながら、登場人物の描き方が浅く扱ってるテーマが平板になったのは残念です。
薬師丸ひろ子が母親役を好演して、次女役の杉咲花とは情愛溢れる母娘の関係を見事に演じてくれました。
以下、番組サイトから引用します。
<オンライン情報>
TBS、2013年11月25日(月)よる9時から10時54分放送。平成25年度文化庁芸術祭参加作品。
視聴率13.1%。<スタッフ>
脚本:松本美弥子
演出:金子文紀
総合プロデューサー:戸田郁夫、那須田淳
プロデューサー:鈴木早苗(ドラマ制作部)、堤慶太(報道局編集部)、杉浦美奈子(ドラマ制作部)、佐々木慎介(RKK熊本放送)
製作著作:TBS<キャスト>
安田裕美子:薬師丸ひろ子
速水啓二:綿引勝彦
及川綾子:堀内敬子
今野みどり:江口のりこ
服部 純:安藤サクラ
百瀬里奈:南 明奈
古谷治郎:緋田康人
安田正雄:宇梶剛士
安田貴志:渡部 秀
安田涼子:波瑠
安田舞衣:杉咲 花
新山歩美:有村架純
水谷 結:徳永えり
藤崎 希:清水くるみ
保の母:吉田 羊
内藤茂:光石 研
新山寛子:富田靖子
片山幸文:佐々木蔵之介<イントロダクション>
2007年5月。わけあって親から捨てられ、命を落とす赤ちゃんたちを救うため、熊本県にある一民間病院「慈恵病院」が、親の事情で育てられない赤ちゃんを「匿名」でも預かる施設、いわゆる「赤ちゃんポスト」を開設し、「こうのとりのゆりかご」と名付けて運営を始めました。
この「こうのとりのゆりかご」によって救われた92人の赤ちゃんと、世の中の厳しい批判を乗り越え、この6年間「こうのとりのゆりかご」の運営を献身的に支え続けてきた病院の人々の熱き闘いを、実話をもとにプライバシーを守るためフィクションとして再構築しました。涙と感動のヒューマンドラマスペシャルを、『テレビ未来遺産ドラマ特別企画』としてお送りします。
出生前診断によって、命の選別が当然のように行われるようになった今の時代に、「生まれてくる赤ちゃんは、すべて宝物」と、赤ちゃんの命を守ることに人生を捧げ、すべての赤ちゃんが幸せな未来をつかめるよう、困難から決して逃げることなく立ち向かい続けている人たちがいます。この物語を通して、『テレビ未来遺産』の名にふさわしい“私たち人間が決して忘れてはならないもの”が描かれるはずです。
出演者にも豪華な顔ぶれが勢ぞろい。主演は今年芸能生活35年を迎えた薬師丸ひろ子さん。「こうのとりのゆりかご」の実現、運営に奔走する主役の看護部長・安田裕美子役を演じます。同僚の看護師役には、堀内敬子さん、江口のりこさん、安藤サクラさん、南明奈さん。また裕美子の夫役には宇梶剛士さん、娘役には杉咲花さん、波瑠さん。悩んだ末に赤ちゃんを預ける女子高生役に有村架純さん。病院からの申請を受け、苦悩の末に「こうのとりのゆりかご」開設を許可する市長役には佐々木蔵之介さんと、豪華キャストでお送りします。
今年度の文化庁芸術祭参加作品である。
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