映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語』(お薦め度★★★★)
10月26日から公開されている映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』の興行収入が13日間で10億円を突破したと11月8日に発表され、非常に注目していました。
実は2011年に放送されたTVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」がTOKYO MXで10月5日から再放送されていますが、キャラクターデザインが苦手なのと物語の世界観に入れないので第1話も観れていません。
ところが、映画第3弾公開を記念してTBSが11月5、7日の深夜帯に劇場版の旧作2作品を放送してくれました。そこで早くアニメを理解するために劇場版第1弾を鑑賞することにしました。
簡単に本作品の面白さがわかるかなと漠然と考えていました。しかし、終盤までなかなか世界観に入ることができません。これだけヒットしている作品にもかかわらず不思議でした。物語が理解できない相性の悪い作品で終わってしまうと思われたのですが、佐倉杏子というキャラクターの登場で評価が一変します。実は普遍的な深い物語でした。これは面白いです。タイトルから少女向けアニメとたかをくくっていたのですが、一筋縄ではいかない物語です。
総監督の新房昭之といえば、アニメ「<物語>シリーズ」でも総監督を務めています。やはり彼が関わった作品はクオリティが高いのは間違いないようです。
第2弾『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語』も期待できそうです。
<作品データ>
劇場公開日:2012年10月6日
製作年:2012年
製作国:日本
配給:アニプレックス
上映時間:131分
映倫区分:G<スタッフ>
総監督:新房昭之
監督:宮本幸裕
原作:Magica Quartet
脚本:虚淵玄<キャスト>
鹿目まどか:悠木碧
暁美ほむら:斎藤千和
巴マミ:水橋かおり
美樹さやか:喜多村英梨
佐倉杏子:野中藍
キュゥべえ:加藤英美里
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