ドラマ「時計屋の娘」(お薦め度★★★)
沢尻エリカが好演しています。
世間にお騒がせであることを徹底的にアピールしてしまって、いまやスキャンダラスな女優となってしまっていますが、流石に演技力はあります。トラブルを起こさずに復帰してもらいたいものです。
作品ですが、ドラマとしては設定が嘘くさく、詐欺師の物語なのかはたまたファンタジーなのか躊躇させますが、その緊張感が良い味付けになって最後まで持続して飽きさせない内容でした。
物語としては終盤の平板さは物足りないものの、心温まるラストだったとは思います。
<番組情報>
TBS、2013年11月18日(月)21時放送。平成25年度文化庁芸術祭参加作品。視聴率12.5%。<スタッフ>
脚本:池端俊策
演出:山室大輔
プロデュース:八木康夫、真木明 (BS-TBS)
製作著作:TBS、BS-TBS<キャスト>
宮原リョウ(24):沢尻エリカ
秋山守一(60):國村隼
花村司(30):桐谷健太
友保(60):小林稔侍
若き日の秋山(35):中村勘九郎
国木知花子(27):木村文乃<イントロダクション>
2012年4月30日に放送したドラマ特別企画 『悪女について』 のプロデューサー・八木康夫、脚本家・池端俊策、主演女優・沢尻エリカが再び集結し、新しいドラマに挑む。今作は地方にある時計屋を舞台に、時計職人・秋山守一とその前に突然現れた若い娘・宮原リョウとの心の交流を描く。
リョウはかつての秋山の恋人の娘だといい、二人が本当の父娘なのかという謎を残しつつ、次第に心を通わせていく。また、物語が進みながら若き日の秋山とリョウの母親・知花子との恋の行方も明らかに。二人の出会いと別れが切なく綴られていく。秋山が生活する町内と、リョウが母親と暮らしていた石巻、両方の土地にそれぞれ聳える欅の木が、人々の心の支えになっている。二本の欅が優しく人々を見守り、登場人物たちの希望と復興の象徴として印象深く描かれる。
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