アニメ「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」(お薦め度★★★)
「攻殻機動隊ARISE」は、“第四の『攻殻機動隊』プロジェクト”で全4部作です。第2部が劇場公開される記念で、第1部が地上波で初放送されました。
キャラクターデザインと声優が一新されましたが、厭世的に描かれる近未来のトーンは変わっていません。Production I.Gの映像はハイクオリティで美しく完璧です。
ただし、「攻殻機動隊」シリーズで描かれる世界観は、肉体的な死を最重要としていないため、相変わらずハラハラドキドキ感は少なめです。
“攻殻機動隊”の創設に遡ってのストーリーなので、タチコマの前進となるロジコマが登場しているくらいしか目新しさがありません。積極的に観たい作品ではなく、地上波で放送された機会に鑑賞できればというレベルでした。
<オンエア情報>
TOKYO MX、2013年11月30日(土)19:00~20:00放送。11月30日(土)から全国23館にて劇場上映がスタートする「攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers」。シリーズ最新作の劇場上映を記念して、第1話である「border:1 Ghost Pain」が遂に地上波初放送。
<スタッフ>
原作:士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
シリーズ構成・脚本:冲方 丁
メカニックデザイン:柳瀬敬之
3DCG監督:井野元英二
音楽:コーネリアス
監督・絵コンテ:むらた雅彦
作画監督・サブキャラクターデザイン:西尾鉄也
アニメーション制作:Production I.G
製作:「攻殻機動隊ARISE」製作委員会<キャスト>
草薙素子:坂本真綾
荒巻大輔:塾 一久
バトー:松田健一郎
トグサ:新垣樽助
パズ:上田燿司
ロジコマ:沢城みゆき
クルツ:浅野まゆみ
ライゾー:星野貴紀
イバチ:間宮康弘
ツムギ:野島健児
マムロ:宮内敦士<攻殻機動隊ARISE>(Production I.Gサイトから引用)
希望は、ここから始まった——。2013年、世界が熱望する第四の『攻殻機動隊』プロジェクトがついに始動!
1989年に士郎正宗が漫画作品を発表して以来、映画・TVシリーズ・OVAとして映像化されてきた『攻殻機動隊』が新作アニメーションシリーズとして始動する。情報ネットワークとサイボーグ技術の発達によって人々の意思が“電脳”で繋がれた未来社会を舞台に、新たな物語が始まる。
本作『攻殻機動隊ARISE』は、各話およそ50分・全4部作のシリーズで構成される。作品で描かれるのは、凶悪犯罪を阻止する事を目的とした攻性の特殊部隊“攻殻機動隊”の創設、そしてこれまでのシリーズ作品において謎に包まれていた全身サイボーグのヒロイン・草薙素子(くさなぎもとこ)の物語である。草薙と公安9課の荒巻、後に攻殻機動隊のメンバーとなるバトーやトグサらとの出会いとともに、電脳ウィルス“ファイア・スターター"を巡る壮絶なアクションと電脳戦が展開される。
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2004.10.31 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
2005.10.08 TVアニメ『攻殻機動隊 SAC 2nd GIG』(全25話)
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