深夜バラエティ番組「指原の乱」の厚かましさがもの凄い
テレビ東京で2013年10月9日から放送されている指原莉乃の冠バラエティです。毎週水曜日26:05~35の30分番組で、既に第8回が放映されました。
出演者は、指原莉乃、福田雄一の2人です。彼女が番組内でやりたいことを企画して、それを実現するプロセスをドキュメント形式でレポートしています。
最初、相手役の業界人が誰かわからずに観ていました。指原のタメ口に対して、へりくだって軽妙に受け応える様が、軽薄に感じていました。そうしたら番組内で時間を作って脚本を書いている場面が登場して、ただ者ではないことがわかりました。
福田雄一監督だったのです。
彼のドラマは面白く、当ブログでもレビューしています。
ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」
ドラマ「コドモ警察」
ドラマ「メグたんって魔法つかえるの?」
ドラマ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」
どうもこの番組も彼が演出していることがわかりました。
#1~5では、彼女自身の初写真集を出したいということで、光文社の青木宏行編集長に直談判して了解を取り付け、カメラマンとなる桑島智輝を口説き落として沖縄で撮影して、12月26日に発売に漕ぎ着けます。
#6~7では、HKT48の学園CG映画を作りたいと映画プロデューサーの阿部秀司や映画監督の山崎貴にタメ口で映画の作り方を伝授してもらいます。しかし、億単位のお金が必要ということがわかりあえなく断念する結末までをカメラが追います。
ともかく指原莉乃の厚かましさに舌を巻きます。日テレのバラエティ番組「進め!電波少年」の松本明子ばりのトークが炸裂します。2013年6月のAKB48「32ndシングル選抜総選挙」にて、第1位の栄冠を勝ち取ったトップアイドルとは思えない発言や表情の数々に圧倒されっぱなしです。
タメ口や物怖じしないという生易しいレベルを超えて、彼女の地なのかはたまた福田雄一の演出の妙なのかわかりませんが、トップアイドルの止まることの無い厚かましさがどこまで行くのか興味が尽きません。
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