映画『アナと雪の女王<日本語吹替え版>』(お薦め度★★★★)
優れた作品です。
ストーリーの作りが秀逸です。女子に大いに受ける内容ですが、男子が観ても納得できます。
ディズニー映画のお姫様が主人公の物語は全く興味が無かったのですが、珍しく娘が是非観たいと訴えるので付き合いました。出だしのテンポ良く、無理なくどんどん引き込まれます。悲劇的なトーンでありながら、コミカルなキャラクターを用意して軽快に展開させる上手さがありました。
何と言っても妹アナを演じた神田沙也加と姉エルサを演じた松たか子の声優としての実力には驚きました。神田沙也加がアナであることはエンドロールで知りましたが、声優のプロと比べて全く遜色ない演技力でした。また、予告から劇中の歌声が評判となった松たか子に関しては、エルサは彼女とわかっていても全く彼女自身を感じさせず、キャラクターに成り切った上手さに感服しました。
本作は、日本語吹替え版で観るべきでしょう。ダブル主演となった二人の声による名演技が作品の良さを更に向上させました。
<作品データ>
劇場公開日:2014年3月14日
原題:Frozen
製作年:2013年
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
上映時間:102分
映倫区分:G
上映方式:2D/3D<スタッフ>
監督:クリス=バック、ジェニファー=リー
脚本:ジェニファー=リー
製作:ピーター=デル=ヴェッチョ
製作総指揮:ジョン=ラセター
歌曲:ロバート=ロペス、クリステン=アンダーソン=ロペス
音楽:クリストフ=ベック<声の出演>
アナ:神田沙也加
雪の女王/エルサ:松たか子
クリストフ:原慎一郎
オラフ:ピエール瀧
ハンス:津田英佑
ウェーゼルトン公爵:多田野曜平
パビー:安崎求日本語版主題歌:May J.「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」
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