アニメ「ウィザード・バリスターズ～弁魔士セシル」[全12話]（お薦め度★★★）

盛り過ぎです。
魔術、法廷劇、バトルアクション、ディアボロイドという巨大ロボットなどアイデアを詰め込み過ぎです。舞台設定や世界観は優れていましたが、物語が全く追いつきません。

魔術が使える世界でありながらエヴァのような巨大ロボットが登場するなど不必要な仕掛けがあり散漫でした。冗長なシーンやカットできるエピソードがてんこ盛りで、目玉といえるバトルシーンが生かしきれませんでした。脚本のレベルが低く、登場人物が理解しがたいため違和感ばかり残る作品となりました。

何と言っても第1話冒頭の電車での捕り物シーンは圧巻で、相当のクオリティでした。このような市街地での迫力があるシーンを活かせるよりリアルな物語であれば、革命的なアニメになっていたと思います。

＜オンエア情報＞
TOKYO MX、2014年1月12日から毎週日曜24時30分放送。ファンタジーバトルアクションアニメ。

＜スタッフ＞
原案・監督・キャラクターデザイン：梅津泰臣
シリーズ構成：梅津泰臣
脚本：伊藤美智子
総作画監督：外丸達也、松田勝己
アクション作画監督：阿部望
エフェクト作画監督：橋本敬史
メカデザイン：Niθ
美術設定：渡辺隆、成田偉保、横田晋一
美術監督：小倉一男（草薙）
CGディレクター：松井一樹（ダンデライオン）
CGスーパーバイザー：西川和宏（ダンデライオン）
編集：瀬山武司
音楽：小西香葉、近藤由紀夫（MOKA☆）
音響監督：清水勝則
アニメーション制作：ARMS
製作：ウドパートナーズ

＜キャスト＞
須藤セシル：田辺留依
穂樽夏菜：真堂圭
蜂谷ミツヒサ：東地宏樹
天刀もよ：竹達彩奈
甲原角美：荒川美穂
左反衣：大久保瑠美
蝶野アゲハ：恒松あゆみ
蝶野セセリ：高木渉
鮫岡生羽：諏訪部順一
柄工双静夢：小西克幸
江来利クイン：井上麻里奈
工白志吹：小野大輔

＜イントロダクション＞
魔禁法。
魔術および、魔術訴訟に関する法。
そして、その事案は魔法廷で裁かれる。

2018年、東京
人間と魔術使いが共存する世界。社会秩序を守るのは警察。
魔術使いの被告を弁護するのは、弁魔士。

これは、最年少弁魔士・須藤セシルと、彼女を取り巻く仲間達の物語である。

梅津泰臣監督が贈る最新TVアニメーション作品！
世の中の怪奇事件は、法律と、魔術が、解決する…！

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