女優・久保田磨希の素晴らしい人間力がドッキリ企画を感動ドラマに変えた!
テレビ朝日、4月13日(日)23時25分放送されたバラエティ番組「アレはスゴかった!!」の3本目の「役者はドッキリにかかった演技もスゴかった!!」ドッキリ企画に感心しました。プレゼンターは出演もしている久保田磨希です。
【ドッキリ企画】
役者の演技はどれほどリアリティがあってスゴイ!?
・3人の役者に同じドッキリを仕掛ける。
・2人は本当にドッキリにかかっている。
・1人は全てを知って演技をしている。
仕掛けるドッキリは!?
①ハウススタジオにドラマの撮影という名目で役者を呼び出す。
②登場人物は役者、プロデューサー、共演者の子役の3名。
③役者と子役を2人きりにさせたところで、子役がツボを落として割ってしまう。
④そこにプロデューサーがやってきて、「ツボをどっちがわったんですか?」と聞く。
⑤すると子役が「この人が割りました」と役者を指差して罪をなすり付ける。
⑥プロデューサーから弁償代を請求される。
役者は次の3人。
・岡本信人
・塚地武雄
・久保田磨希
ドッキリを知りながら演技をしているのは誰か?
3人とも⑤までは企画通りでしたが、久保田磨希の場合は次の展開になりました。
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プロデーサー「実際のところどっちが割ったの?」
久保田磨希「どっちが割ったというか気づいたら落ちてたみたいなところがあるんですけど。自然に落ちる訳ないですよね。」
プロデーサー「それはないですよね。」
子役「この人です。」
久保田磨希「ん?」「ちょっとだけ出て行ってもらっていいですか?」
プロデーサー「ぼくが?」
久保田磨希「ちょっとだけ。」
久保田磨希と子役がソファに並んで2人。
久保田磨希「大丈夫?」
久保田磨希が子役の背中を撫ぜながら、
久保田磨希「壊れたものはしょうがないから一緒に謝ろうか?一緒に謝るし、もし自分がやったと思うなら私も一緒に謝るし、違うと思うなら違うと思うでいいし、ウソついたらずっとツライから、なっ!」
久保田磨希「すごい怒られたら、一緒に怒られるよ、なっ!」
久保田磨希が涙を流す
久保田磨希「ちょっと来てもらおうか、ここでいいよ」
久保田磨希「すいませ~ん」
プロデューサーが部屋に戻る。
久保田磨希がティシュを取って涙を拭く。
久保田磨希「話しました。」
久保田磨希「ヒロキくん、心が苦しいです。」
久保田磨希「言いたいことがあったら言いな。」
子役「僕がやりました。すいませんでした。」
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予想外です。結局⑥に至らず、さらに子役が謝るという台本に無い結末になりました。
久保田磨希の人間愛は凄いです。本人曰く「2歳の子供あいるので、子供がこのままではいけないとそればっかりで。」と出演者たちから「超良い人」と絶賛されていました。まさか深夜番組のお笑いのドッキリで感動するとは思いもしませんでした。ちなみに彼女はドッキリを知りませんでした。
久保田磨希はドラマ「最後から二番目の恋」で認識しました。最近バラエティ番組で見かけるようになりました。個性派で演技力がある女優だと感じますが、素の本人もなかなかの人格者です。
なお、「アレはスゴかった!!」は4月6日から始まった深夜バラエティの新番組です。前身は「アレはスゴいはず?!」(2013年10月3日~2014年3月29日(最終回#23)でした。低予算番組ながらMC土田晃之のトークが面白く楽しめます。
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