振り込め詐欺に使用される電話番号をブラックリスト化して通話させないように出来ないのか
警察庁の「振り込め詐欺対策HP」によると、2013年(平成25年)の被害総額は約258.6億円だそうです。これだけ長期化して社会問題化しているにも関わらず、何故技術的に解決しようとしないのでしょうか。
犯罪の取っ掛かりは電話なのですから、振り込め詐欺に使用される電話番号を特定して、電話局の交換機でフィルタリングして通話させないようにすれば良いだけではないでしょうか。
このようなシステムはお金が掛かるのでしょうか。それとも法律での制約なのでしょうか。通信の秘密とは言え、犯罪に使われる電話番号をブラックリスト化して通話させないようにするだけなので、難しい話では無いように思えます。未然にプロテクトすれば被害を最小化できます。
現状でも、ナンバーディスプレイ対応の電話機は、特定の電話番号を拒否する機能があります。この機能を拡張して拒否と同時に振り込め詐欺の電話番号として通知する仕組みにして、通知された電話番号を架電させないように電話局側で制御するか、ブラックリスト化してPCのウイルス対策ソフトのパターンファイルのような仕組みで各家庭の電話機に配信して、そのブラックリストに合致する電話番号は拒否するようにすれば良いように思います。
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