映画『スティーブ・ジョブズ』(お薦め度★★★)
スティーブ=ジョブズの半生がアップルコンピュータとともに描かれています。学生時代からアップルコンピュータ設立、解任、復帰までが網羅されていますが、解任後のNeXT社設立などアップルコンピュータに直接関係ない部分はほとんど割愛されています。テーマが分散しないように絞ったのでしょう。
一番驚いたのは彼が作った会社なのに取締役会の力が強いことでした。あくまでも株主の利益を最優先にして、スティーブ=ジョブズを追い落す展開は日本人には理解しがたい光景でした。ただし、その彼も恋人や友人など近しい人々を非情にも切り捨てていたので当然の報いであったのかもしれません。
スティーブ=ジョブズについては昔から興味があり、過去に2冊の本を読んでいます。
・ジョン=スカリー&ジョン=A=バーン『スカリー―世界を動かす経営哲学』 (早川書房、1988年)
・ジェフリー=S=ヤング『スティーブ・ジョブズ パーソナルコンピュータを創った男』(JICC出版局、1989年)
天才ゆえに常軌を逸したキャラクラーではと想像していたのですが、映画での人物像はそれなりに真ともな印象を受けました。ですが傲慢で強欲過ぎる性格に人間的な興味は消えました。
<作品データ>
劇場公開日:2013年11月1日
原題:Jobs
製作年:2013年
製作国:アメリカ
配給:ギャガ
上映時間:127分
映倫区分:G<スタッフ>
監督:ジョシュア=マイケル=スターン
製作:ジョシュア=マイケル=スターン、マーク=ヒューム
製作総指揮:ジェイコブ=ペチェニック
脚本:マット=ホワイトリー<キャスト>
スティーブ=ジョブズ:アシュトン=カッチャー
マイク=マークラ:ダーモット=マローニー
スティーブ=ウィズニアック:ジョシュ=ギャッド
ダニエル=コトキ:ルーカス=ハース
アーサー=ロック:J=K=シモンズ
ジョン=スカリー:マシュー=モディーン
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