ドラマ「殺人偏差値70」(お薦め度★★★)
悪くないのですが、設定に無理があります。
中盤からリアリティが弱まって、ダークファンタジーのようなテイストになったため、ラストの種明かしは衝撃度が下がりました。最初から最後までリアリティを感じさせるサスペンスで引っ張るべきだったと思います。
ラストが雑に感じられ、結局どうなったのか分かりにくい内容でした。演出が違っていればより面白くなったのではないでしょうか。
1982年に“火曜サスペンス劇場”で放送された作品「受験地獄」を32年ぶりにタイトルを変更してリメイクしていますが、変更した「殺人偏差値70」がドラマの筋と関係なく全く意味不明です。
<オンエア情報>
日テレ、2014年7月2日(水)21時放送。サスペンスドラマ。<スタッフ>
原作:西村京太郎「受験地獄」(角川文庫)
脚本:山岡潤平
チーフプロデューサー:大平太
プロデューサー:佐藤敦、里内英司(5年D組)
演出:大谷太郎
制作協力:5年D組
製作著作:日本テレビ<キャスト>
宮原圭介:三浦春馬
田中宏志:城田 優
真山理佳子:瀧本美織
西浦佐奈:栗山 千明
楠見貴裕:桐山 漣
宮原仙一:高橋克実<イントロダクション>
人生を決める大切な日=東大受験の朝。目覚し時計がならなかった…。どうしても受験したかった浪人生は一線を越えた。
欲望と孤独との闘い、そして残酷な格差社会と切ない愛を描いた青春サスペンスドラマの誕生です。
やってはいけない一線を越えた主人公 主人公をじっと見つめる男―――。
謎の男の目的は?その真意は何だったのか?
二転三転する展開。予測不可能のストーリー
若者のバイブルともなった
映画「ファイトクラブ」や「シックスセンス」をも超える
衝撃的なラストが待っている!!
新生『ヤングサスペンス』シリーズ!
このドラマはサスペンスドラマの金字塔ともいえる、火曜サスペンス劇場の中で、視聴者の「もう一度みたい作品ランキング」で上位に入る作品「受験地獄」を三浦春馬を始めとするフレッシュなキャストにより甦ります!!
最新の4Kカメラや劇中にプロジェクションマッピングを投影した撮影方法により独特の世界観の誕生です。
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