映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(お薦め度★)
脚本が万人向けで無く、話が全く入ってきません。
どうしてこんなレベルの脚本で映画化しようと考えたのでしょうか。
記憶がウイルスによって、他人に上書きされるという陳腐な設定もへんてこりんです。ましてや主人公を助けることになる韓国人ヒロインの行動も全く不可解でした。要するにリアリティが皆無でした。
キャスティングも駄目です。今や女性に絶大な人気を誇る西島秀俊ですが、天才科学者には不向きです。最初から最後まで高度に訓練された兵士かスパイ、はたまた刑事にしか感じませんでした。韓国映画お得意の記憶を扱った題材で二重人格というか一人二役を演じなければならない人物設定では、それほど演技力がある俳優ではないので無理がありました。
邦画が駄目なので、日韓合作ならばまだましかと期待したのですが、鑑賞できる作品ではありません。
<作品データ>
劇場公開日:2014年1月24日
製作年:2013年
製作国:韓国・日本合作
配給:アスミック・エース
上映時間:120分
映倫区分:G<スタッフ>
監督:キム=ソンス
原作:司城志朗 小説「ゲノムハザード」(小学館文庫刊)
脚本:キム=ソンス
音楽:川井憲次<キャスト>
西島秀俊
キム=ヒョジン
真木よう子
浜田学
中村ゆり
パク=トンハ
イ=ギョンヨン
伊武雅刀<鑑賞チャネル>
TSUTAYA DISCAS
ブルーレイ
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