ドラマ「玉川区役所 OF THE DEAD」[全12話](お薦め度★★★)
くだらなさを最後まで全うした憎めない作品です。
いい加減な最終回です。途中まで「このままではドラマは終わらないのでは?」と思っていたのですが、馬鹿馬鹿しくてどうでもいいエンディングが用意されていました。
ゾンビを扱う世界観が非常にゆるく、後半から新種登場とスキャンダルで盛り上げて一気に突っ走ると思われたのに、グダグダは変わらず全体のゆるいコメディトーンを守り切りました。
最後の最後まで、どうでも良い憎めなさを貫いています。コメディ作品としてそれなりのバランスを維持した新しさがありました。
<オンエア情報>
テレビ東京、2014年10月4日から毎週土曜日24:12放送。SFコメディドラマ。<スタッフ>
監督:河原雅彦、熊坂出
脚本:新井友香、赤松義正
音楽:三澤康広<キャスト>
赤羽晋助:林遣都
立花凛:広瀬アリス
大川剛:高橋努
田之倉圭:片桐仁
佐々木尚宏:近藤公園
大森準市朗:古舘寛治
小野渚:豊田エリー
町田祥子:河井青葉
鳥越進:水澤紳吾
佐津川類:岸井ゆきの
佐々木みわ:田畑智子
赤羽みどり:千葉雅子
赤羽晋市:松澤一之
幸田健司:金子ノブアキ<イントロダクション(オフィシャルサイトから引用)>
10年目に突入する「ドラマ24」の37作目、10月クール作品は、林遣都主演「玉川区役所 OF THE DEAD」に決定!皆様の週末が、ちょいユルなゾンビ世界に染まります…!
玉川区役所 特別福祉課に勤める主人公・赤羽(あかば)晋助は、公務員らしく安定した生活を送るものの、いまいちパッとしない毎日。
流されて生きてきたどこにでもいる<普通の男>は今日もなんとかゾンビを捕まえる…いや、ちょっと待った!なにかがおかしい? そう、彼が住むのは“ゾンビ”がいる世界。彼の仕事=玉川区特別福祉課とは、ゾンビ 対策と捕獲を担当する部署だった!
新人として配属された“超武闘派”の女の子との恋の行方、幼なじみのゾンビ博士との 普通じゃない友情、すっとぼけた愛しき上司達、Hなお店でゾンビウイルスに感染して しまった親族…など、みどころ満載の異色のホラー系ヒューマンコメディ「玉川区役所 OF THE DEAD」。
主人公・赤羽晋助を演じるのは第31回日本アカデミー賞で新人俳優賞を獲得した林遣都。
監督は、河原雅彦。2006年、舞台「父帰る/屋上の狂人」にて第14回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。嵐の主演映画「ピカンチ」シリーズでは脚本をつとめる。俳優・演出家・脚本家と、様々な顔を持つ演劇界の異才が、連続ドラマに新風を吹き込む!16年前、メキシコ西部に“死なない人間”いわゆるゾンビが発生。ウイルス感染をルートにして急速に世界中に広まっていった。
当初ゾンビの出現に世界中がパニックに陥ったものの、動きが遅く力も弱いことから、ゾンビはそれほどの脅威にはならないという認識が一般化。ゾンビの存在は日常化していった。
舞台は日本。他の課からワケありで異動させられた職員たちばかりが集まる玉川区役所の特別福祉課は、特別保険対象者(通称『特保』:ゾンビウイルスを保有している住民または発症してゾンビ化した住民)の管理・捕獲が主な仕事。
赤羽晋助(林遣都)も職員の1人だが、どうにもやる気が起きない。25年間、彼女と呼べる相手もおらず、パッとしない毎日を送っていた晋助。
ところがある日、アイドル並みのルックスだが“超武闘派”の女の子が新人として配属されてきて…!ゾンビだらけの青春が動き出す!
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