映画『LUCY ルーシー』（お薦め度★★★）

フランス料理のフルコースを食べ始めたつもりが、実はゲテモノ料理だったというギャップあり過ぎの映画です。

本作は『2001年宇宙の旅』のオマージュだと思われます。『ゼロ・グラビティ』や『インターステラー』のようなSFとしての王道なエピソードから発展するのでなく、脳という小宇宙から挑戦した作品です。しかもバイオレンスから展開するとは、正直ついていけません（笑）。

脳の覚醒に伴い、途中でかつてないインテリジェンスによる能力を身に着けたのに、それを温存（？）して、極めて野蛮な結末に持っていくのは、リュック=ベッソン監督が描くヒーロー像の限界でした。結末を観たくなかった作品です。

＜作品データ＞
劇場公開日：2014年8月29日
原題：Lucy
製作年：2014年
製作国：フランス
配給：東宝東和
上映時間：89分
映倫区分：PG12

＜スタッフ＞
監督・脚本：リュック=ベッソン
音楽：エリック=セラ

＜キャスト＞
ルーシー：スカーレット=ヨハンソン
ノーマン教授：モーガン=フリーマン
マフィアのボス：チェ=ミンシク
ピエール=デル=リオ：アムール=ワケド

＜鑑賞チャンネル＞
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レンタル（バレンタインデーギフトによる）