映画『ロックンローラ』(お薦め度★★★★)
非常にセンスの良い犯罪群像劇です。
ともかく始まってから、主人公が誰なのかわかりません。とても珍しい展開です。中盤に入る頃にようやく一人の主人公ではなく複数の主人公を扱った群像劇であることが理解できます。ただし、『エンド・オブ・ホワイトハウス』でジェラルド=バトラー(※)の顔を知っていたので、彼が主役たちの中心人物であることがわかりました。
真の主人公は最後の最後にわかります。脚本のクオリティの高さは悔しいほどの才能を感じさせます。
コミカルでありながらもバイオレンスの香りを十分に漂わせる演出は素晴らしいものがありました。特に本作のタイトルが粋で洒落ています。
ガイ=リッチー監督の名前は知られていますが、本作は日本でほとんど知られていない作品だと思います。たまたまdビデオで偶然に見つけましたが、映画ファンならば見逃してはいけない作品です。
※:ジェラルド=バトラーを『エンド・オブ・ホワイトハウス』で知ったと勘違いしてました。すでに次の作品を鑑賞していました。役にはまってしまうので気付かなかったです(泣)。
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2007.06.19 映画『300<スリーハンドレッド>』(お薦め度★★★★)
<作品データ>
劇場公開日:2009年2月21日
原題:RocknRolla
製作年:2008年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:114分<スタッフ>
監督・製作・脚本ガイ・リッチー
音楽スティーブ・アイルズ<キャスト>
ワンツー:ジェラルド=バトラー
レニー=コール:トム=ウィルキンソン
ステラ:タンディ=ニュートン
アーチー:マーク=ストロング
マンブルズ:イドリス=エルバ
ハンサム=ボブ:トム=ハーディ
ジョニー:トビー=ケベル
ローマン:ジェレミー=ピべン
ミッキー:クリス=リュダクリス=ブリッジス
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