映画『ホワイトハウスの陰謀』(お薦め度★★)
結構スリリングなサスペンス作品でそれなりに楽しめます。
ただし、突っ込み所満載です。謎解きも良くわかりません。
何と言ってもダイヤン=レインは、ミスキャストでした。お気に入りの女優ですが、シークレットサービスの一員としての所作が皆無です。訓練を受けた人間の動きが全く出来ておらず、演技不足のアクションで致命的に不向きでした。
さらには、ウェズリー=スナイプスです。彼もお気に入りですが、本作の中での行動や思考がエンターテインメント界の人間のようです。尖がったデカといった性格付けでとても複雑で高度に政治的な殺人事件を担当できるような人物像ではありませんでした。
国家的な陰謀を扱った社会派サスペンスでありながら、ウェズリー=スナイプスならではのアクションヒーローものの要素も色濃く取り入れたため、宙ぶらりんな作品になったのは否めません。俺としては後者に思いっきり振って欲しかったです。
<作品データ>
劇場公開日:1997年9月27日
原題:Murder at 1600
製作年:1997年
製作国:アメリカ
配給:日本ヘラルド映画
上映時間:108分<スタッフ>
監督:ドワイト=リトル
脚本:ウェイン=ビーチ、デビッド=ホッジン
音楽:クリストファー=ヤング<キャスト>
リージス刑事:ウェズリー=スナイプス
ニーナ:ダイアン=レイン
ジョーダン:アラン=アルダ
スパイキングス:ダニエル=ベンザリ<鑑賞チャネル>
dビデオ
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