映画『フェイシズ』(お薦め度★★)
設定がプアで、ラストがいただけません。
相貌失認である目撃者のヒロインが犯人から狙われるサスペンス・スリラーです。
どう考えても、腑に落ちません。そもそも人の顔がわからない状態になったとしても、五感のうちの一つが失われただけで、視覚以外で例えば聴覚で補完すればいいだけなのに、本作では徹底して視覚だけにこだわります。映像表現で一番わかりやすいので仕方ないところですが、あまりに偏った設定にがっかりしました。
ミラ=ジョヴォヴィッチが製作総指揮・主演ながら本国アメリカでは劇場公開されなかったそうです。
<作品データ>
劇場公開日:2012年5月12日
原題:Faces in the Crowd
製作年:2011年
製作国:アメリカ・フランス・カナダ合作
配給:日活
上映時間:102分
映倫区分:PG12<スタッフ>
監督・脚本:ジュリアン=マニャ
音楽:ジョン=マッカーシー<キャスト>
アンナ:ミラ=ジョボビッチ
ケレスト:ジュリアン=マクマホン
フランシーン:サラ=ウェイン=キャリーズ
ブライス:マイケル=シャンクス
ラニヨン:デビッド=アトラッキ
ランゲンカンプ医師:マリアンヌ=フェイスフル<鑑賞チャネル>
dビデオ
| 固定リンク
コメント