アニメ『TO 楕円軌道』(お薦め度★★)
人間の無表情さが気持ち悪く、がっかりでした。
曽利文彦監督といえば、CG監督として有名で、『アップルシード』をプロデュース、『ベクシル 2077日本鎖国』で監督を務めています。さらに星野之宣は好きな漫画家なので、その完成度はどれほどのものかと期待したのですが、ただただ、残念なCGアニメでした。
宇宙空間や宇宙ステーションなどの背景は及第点ですが、人間の表情や動きは問題外です。アクションシーンは動きが小さく、迫力はありません。お金の問題か技術の問題なのかわかりませんが、どうしてこんなに気持ち悪い映像で作ってしまったのでしょうか。これほど観ていて気になると作品の世界に入ることはできません。
<作品データ>
製作年:2009年
製作国:日本
配給:エイベックス・エンタテインメント
上映時間:60分<スタッフ>
監督:曽利文彦
原作:星野之宣「2001夜物語」(双葉社刊)
CGスーパーバイザー:宮崎浩和
音楽:高橋哲也
サウンドデザイン:笠松広司
制作スタジオ:OXYBOT<キャスト>
ダン:大塚明夫
マリア:朴ろ美<鑑賞チャネル>
dビデオ
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