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2015.03.06

映画『アメリカン・ヒストリーX』(お薦め度★★★★)

アメリカ映画らしからぬ普遍的で深い作品です。
これほどまでに米国の人種差別の暗部をエグルとは驚きました。鑑賞後調べてみたら、トニー=ケイ監督はイギリス出身でした。思ったとおり米国人ではありません。やはり他者でないと米国の恥部をさらけ出すことは映画といっても無理だと思います。
 
有名な作品との認識でしたが、観る気になれませんでした。単なる暴力作品だと思い込んでいたからです。映画のポスターがスキンヘッドの上半身裸で、左胸にデカデカとハーケンクロイツの刺青なので、どれほどのバイオレンス映画なのかはたまたホラーに近いのではと思い込んでいました。確かにバイオレンスシーンは度々登場しますが、テーマは真摯な社会派サスペンスです。
 
スリリングでスタイリッシュな映像で、ヒリヒリするバイオレンスと背中合わせの状況描写に圧倒されます。悲劇を予告するかのごとく、終盤に向かう悲壮感は耐え難いものがありました。そして迎える悲惨な最期...。
 
それでも憎悪と暴力による負の連鎖に対する一筋の光明を、視聴者に真っ向から問いかける秀作です。

<作品データ>
劇場公開日:2000年2月19日
原題:American History X
製作年:1999年
製作国:アメリカ
配給:日本ヘラルド映画
上映時間:120分

<スタッフ>
監督:トニー=ケイ
脚本:デビッド=マッケンナ
音楽:アン=ダッドリー

<キャスト>
デレク=ヴィンヤード:エドワード=ノートン
ダニー=ヴィンヤード:エドワード=ファーロング
ドリス=ヴィンヤード:ビヴァリー=ダンジェロ
ダヴィナ=ヴィンヤード:ジェニファー=リーン
デニス=ヴィンヤード:ウィリアム=ラス
セス=ライアン:イーサン=サプリー
ステイシー:フェアルザ=バルク
ボブ=スウィーニー:エイヴリー=ブルックス
マーリー:エリオット=グールド
ラモント:ガイ=トリー
キャメロン=アレクサンダー:ステイシー=キーチ
マクマホン:ポール=ル=マット

<鑑賞チャネル>
dビデオ

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