映画『ジョーカーゲーム』(お薦め度★★)
どうにも面白くありません。
なかでも演出が悪く、見せない方が効果的なシーンを特にアイデアもなく描いたことで、恐怖感がサッパリのサスペンス・ホラーに成り下がっています。
そもそも「ババ抜き」のような単純過ぎるトランプゲームで、究極の選択をする設定がチープです。全体を通じてメリハリが無く、演技力の無い絶叫芝居を観せられます。出演者の中で特筆すべき役者はいませんでした。
最近の邦画は、アニメ以外は問題外です。映画館でお金を払って観たいと思う作品はほとんどありません。それでも、最近の洋画鑑賞だけではつまらないと考え、邦画でホラー作品ならばと本作を観ましたが、これほど残念なレベルとは思いもしませんでした。これだけの薄っぺらい脚本で映画が製作されることに逆に驚かされます。
<作品データ>
劇場公開日:2012年12月22日
製作年:2012年
製作国:日本
配給:AMGエンタテインメント
上映時間:99分
映倫区分:G<スタッフ>
監督:渡邊貴文
脚本:竹内佑
音楽:上田剛士<キャスト>
赤沢千夏:北原里英(AKB48)
大野香奈:高月彩良
横江美奈子:小池唯
高島洋平:大久保祥太郎
神田智:白又敦
横山直哉:根岸拓哉
浅野圭一:溝口琢矢
上田陽子:伊倉愛美
下川ちひろ:吉田まどか
校長:螢雪次朗
滝沢先生:古舘寛治<鑑賞チャネル>
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