映画『エリン・ブロコビッチ』(お薦め度★★★★)
心が晴れやかになる秀作です。
公害訴訟という重いテーマながら、爽やかなサクセスストーリーに仕上げています。冒頭の胡散臭いチープな人柄から、法律の素人なのに次第に社会正義に目覚めて原告側の人々から絶大な信頼を築き、企業の顧問弁護士と応酬する姿がとても共感できます。また、シングルで苦労しながら子育てしている主人公を、隣人のライダーがベビーシッターをかってでる真の優しさに心が洗われました。
ジュリア=ロバーツが出演している映画は、最近ほとんど観ることが無くなりました。俺にとっては過去のハリウッド女優との印象しかなかったのですが、本作で彼女の魅力を再確認しました。
鼻っ柱は強いものの、愛嬌のある主人公を見事なまでに演じています。素晴らしい演技力でした。レビューにあたり調べたら、本作で第73回 アカデミー賞(2001年)主演女優賞でした。当然でしょう。隣人の彼氏役のアルバート=フィニーの好演も光っていました。
<作品データ>
劇場公開日:2000年5月27日
原題:Erin Brockovich
製作年:2000年
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間:131分<スタッフ>
監督:スティーブン=ソダーバーグ
脚本:スザンナ=グラント
音楽:トーマス=ニューマン<キャスト>
エリン=ブロコビッチ:ジュリア=ロバーツ
エドワード=L=マスリー:アルバート=フィニー
ジョージ:アーロン=エッカート
ドナ=ジェンセン:マージ=ヘルゲンバーガー
チャールズ=エンブリー:トレイシー=ウォルター
カート=ポッター:ピーター=コヨーテ
パメラ=ダンカン:チェリー=ジョーンズ<鑑賞チャネル>
dビデオ
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