映画『300<スリーハンドレッド>帝国の進撃』(お薦め度★★★★★)
前作以上に面白い内容です。
『300<スリーハンドレッド>』は、物語として完結していたので、その続編が7年ぶりに公開されたのはピンと来ませんでした。作品として期待できるものでは無いだろうと無視を決め込んでいました。
WOWOWで放送されたので観たところ、面白さに圧倒されました。時代背景としては、『300<スリーハンドレッド>』と同時期の別の戦いを描いています。そのため、『300<スリーハンドレッド>』自体が本作の中にアーカイブとして登場してきます。『300<スリーハンドレッド>』が陸の戦いであるなら、本作の戦いは海の戦いです。
かなり残酷なシーンが登場しますが、絵画的で神話の世界を描くに値する映像で、真のエンターテインメントに昇華しています。
本作の主役テミストクレスを演じたサリバン=ステイプルトンは、前作のレオニダス役のジェラルド=バトラーよりも存在感が薄いものの、知的で勇敢な指揮官を熱演しました。
再び前作を再鑑賞させたくなる完成度の高い続編です。
<作品データ>
原題:300: Rise of an Empire
製作年:2014年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:103分
映倫区分:R15+
上映方式:2D/3D<スタッフ>
監督:ノーム=ムロ
原作:フランク=ミラー
脚本:ザック=スナイダー、カート=ジョンスタッド
音楽:ジャンキー=XL<キャスト>
テミストクレス:サリバン=ステイプルトン
アルテミシア:エバ=グリーン
ゴルゴ王妃:レナ=ヘディ
アエスキロス:ハンス=マシソン
クセルクセス王:ロドリゴ=サントロ
ダレイオス:イガル=ノール
スキリアス:カラン=マルベイ
カリスト:ジャック=オコンネル
ディリオス:デビッド=ウェンハム
エフィアルテス:アンドリュー=ティアナン
ダクソス:アンドリュー=プレビン<鑑賞チャネル>
WOWOW
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