映画『GODZILLA ゴジラ』（お薦め度★★★）

気合の入ったゴジラです。
ハリウッドのリメイク第2弾です。物語は日本のオリジナルらしい？突っ込みどころ満載です。登場人物の繋がりが弱く、主要人物があっけなく死んでしまう物語性がイマイチです。さらにどうしてゴジラが人類の味方なのかサッパリわかりません（笑）。

しかしながら流石はハリウッドです。舞台設定の複雑さは見事で、世界観が深く広いので脚本の粗さはさほど気になりませんでした。前評判ではいろいろなテーマやメッセージが含まれているように伝わっていましたが、小難しい内容ではなく娯楽としての怪獣映画でした。
 
注目のゴジラのデザインは、ハリウッドリメイク第1弾『GODZILLA』（1998）のような爬虫類らしさはなく、オリジナルに近い仕上げで納得できました。ただし、敵役の怪獣の姿は不細工な出来です。何が巨大化したものか最後まで分からず仕舞いでした。
 
世界的にヒットしたようで、続編が計画されているようです。気合の入ったゴジラなので大歓迎です。

＜作品データ＞
劇場公開日：2014年7月25日
原題：Godzilla
製作年：2014年
製作国：アメリカ
配給：東宝
上映時間：124分
映倫区分：G
上映方式：2D／3D
 
＜スタッフ＞
監督：ギャレス=エドワーズ
製作：トーマス=タルジョン・ジャシュニメアリー・ペアレントブライアン・ロジャース
製作総指揮：パトリシア=ウィッチャー、アレックス=ガルシア、坂野義光、奥平謙二
原案：デビッド=キャラハム
脚本：マックス=ボレンスタイン
撮影：シーマス=マッガーベイ
美術：オーウェン=パターソン
編集：ボブ=ダクセイ
音楽：アレクサンドル=デプラ
音楽監修：デイブ=ジョーダン
 
＜キャスト＞
フォード=ブロディ：アーロン=テイラー=ジョンソン
芹沢猪四郎博士：渡辺謙
エル=ブロディ：エリザベス=オルセン
ジョー=ブロディ：ブライアン=クランストン
サンドラ=ブロディ：ジュリエット=ビノシュ
ヴィヴィアン=グレアム：サリー=ホーキンス
ウィリアム=ステンツ司令長官：デヴィッド=ストラザーン
 
＜鑑賞チャネル＞
WOWOW