映画『クロニクル』(お薦め度★★★)
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と同様のファウンドフッテージ形式です。この手の作品は好きではありません。
本作ではファウンドフッテージ形式の弱点をカバーしています。延々とビデオ撮影が続く展開をしっかりと理屈をつけているので違和感はありません。脚本としては練られています。
ファウンドフッテージ形式は予告が本編よりも迫力が出てしまう欠点があります。公開前の予告を観て劇場鑑賞しようかと思ったくらいでした。監督の狙いとしては、これによってより超能力による現象をリアリティのあるものにしたかったのだと思います。ドキュメンタリータッチなので、飛行シーンや破壊シーンは迫力がありました。飛行シーンは「HEROES/ヒーローズ」シリーズよりもインパクトがあります。
ただし、扱っている超能力のアイデアは古典的です。物語の展開も定石通りでした。
<作品データ>
劇場公開日:2013年9月27日
原題:Chronicle
製作年:2012年
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:84分
映倫区分:PG12
<スタッフ>
監督:ジョシュ=トランク
原案:ジョシュ=トランク、マックス=ランディス
脚本:マックス=ランディス
音楽監修:アンドレア=フォン=フォースター
<キャスト>
アンドリュー:デイン=デハーン
マット:アレックス=ラッセル
スティーブ:マイケル=B=ジョーダン
リチャード=デトマー:マイケル=ケリー
ケイシー:アシュレイ=ヒンショウ
カレン=デトマー:ボー=ピーターセン
モニカ:アンナ=ウッド
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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