映画『ミッション:15』(お薦め度★★)
従軍兵のその後を描いたドキュメンタリータッチの反戦映画と思いきや、さにあらずフェイク満載のスリラー作品でした。
低予算に感じさせない舞台設定やエレベーターという密室による極限状態のアイデアは評価できるものの、黒幕のヒネリが薄っぺらく成り行きにリアリティがありません。
二段構えのどんでん返しが用意されていれば驚愕のサスペンスと成り得る内容です。
以上、レビュー終了といったところです。
<作品データ>
原題:Event 15
製作年:2013年
製作国:アメリカ
内容時間:85分<スタッフ>
監督:マシュー=トンプソン
製作:クリスティーン=オルダーソン、トーマス=スターチほか
脚本:スコット=ボルガー、ケント=ミューレイほか
撮影:エドゥアルド=エンリケ=マイエン
音楽:マーク=ラッセル<キャスト>
ホワイト大尉:ジェニファー=モリソン
オールズマン軍曹:ジョシュ=スチュワート
ディエゴ上等兵:スティーヴン=ライダー
アンドリュース博士:ジェームズ=フレイン
ブラウ中尉:キンバリー=エリス
ブラック将軍:ジュード=チコレッラ<番組紹介/解説>(WOWOWオンラインから転載)
突然エレベーターに閉じ込められた3人の兵士。外部と連絡が付かず焦りが募る3人だが、すべては極秘の心理実験だった。狂気にむしばまれる人間の姿を描いたサスペンス。
心的外傷後ストレス障害=PTSDのカウンセリングを受けた帰り道、偶然のようにエレベーターに乗り合わせた3人の帰還兵。だが、そのときすでに秘密の心理実験は始まっていた……。ほとんどエレベーターの中だけで物語が展開するワンシチュエーションのサイコサスペンス。ビルの外が核攻撃を受けたという情報が入り、娘の安否を心配する女性士官、女性蔑視を隠そうともしない向精神薬依存の軍曹、穏やかな性格だが心の傷を抱えた上等兵、三者三様の人間性が、極限状態で変貌、暴走していく姿に戦慄を覚える。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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