映画『アイアンクラッド』(お薦め度★★)
1000の大軍を率いる非道な王に戦を挑んだ騎士たち20人のレジスタンス物語であれば、間違いなく面白いと思ったのですが、スプラッターホラー映画のような過激な演出でドン引きです。
史実に基づいているにもかかわらず、あまりに凄惨なシーンの連続で物語の世界に入ることができません。主人公に至ってはバンパイア作品で多用される不死身のような再起のシーンが何度も登場してリアリティを欠きました。
本作の監督との相性は悪いようです。続編の『アイアンクラッド ブラッド・ウォー』は観ません。
<作品データ>
原題:Ironclad
製作年:2011年
製作国:イギリス・アメリカ・ドイツ
内容時間:121分
映倫:R15+<スタッフ>
監督:ジョナサン=イングリッシュ
製作:リック=ベナーター、アンドリュー=カーティス、ジョナサン=イングリッシュ
脚本:ジョナサン=イングリッシュ、エリック=カステル、ステファン=マクドール
撮影:デヴィッド=エグビー
音楽:ローン=バルフェ<キャスト>
マーシャル:ジェームズ=ピュアフォイ
オルバニー卿:ブライアン=コックス
コーンヒル:デレク=ジャコビ
イザベル:ケイト=マーラ
ジョン王:ポール=ジアマッティ<番組紹介/解説>(WOWOWオンラインから転載)
イングランド史上最悪と評される中世の暴君、ジョン王の極悪非道な大軍を相手にわずか20人で決死の戦いを挑んだ騎士たちの勇姿を、壮絶なタッチで描いた史劇アクション。暴虐と悪政の限りを尽くして国内外で多くの混乱を招き、イングランド史上最悪と評される中世の暴君ジョン王。その悪政を食い止めるべく、ロチェスター城に立てこもって決死の戦いを繰り広げた騎士たちの勇気ある姿を史実に基づいて映画化。ジョン王率いる野蛮な傭兵たちと死闘を繰り広げる一方、城主の美しい妻との騎士道精神に満ちた愛に苦悩する主人公を熱演するのは、WOWOW放送の人気海外TVドラマ「ザ・フォロイング」のJ・ピュアフォイ。その後、続編「アイアンクラッド ブラッド・ウォー」も作られた。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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