映画『レボリューション6』(お薦め度★★★)
軽妙でコミカルなクライムサスペンスで、異色です。
忘れられた学生運動時の不発弾によって起こる事件で、仲間たちが再び一緒に行動する大人向けファンタジーです。
若気の至りの過ちに対峙することなく、更なる若気の至りで上塗りする生き様は笑え爽快感すら感じます。
ドイツ映画は元々真剣で真面目な作風が多いのかと思っていたのですが、意外にもクールながらユーモアに溢れたイカシタ映画でした。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Was tun, wenn's brennt? (What to Do in Case of Fire)
製作年:2002年
製作国:ドイツ
内容時間:101分<スタッフ>
監督:グレゴール=シュニッツラー
製作:ヤコブ=クラウセン、トーマス=ヴュブケほか
脚本:ステファン=デーンネルト、アンネ=ヴィルドゥ
撮影:アンドレアス=ベルガー
音楽:ステファン=ツァッハリアス<キャスト>
ティム:ティル=シュヴァイガー
ホッテ:マーティン=ファイフェル
マイク:セバスチャン=ブロムベルグ
ネレ:ナディヤ=ウール
テラー:マティアス=マシュケ
フロー:ドリス=シュレッツマイヤー
マノフスキー:クラウス=レーヴィッチェ<番組紹介/解説>
15年前に作られた爆弾が突如爆発。今は異なる道に進んだ同世代の6人は事態を収拾すべく、久しぶりに再会する。ベルリンが舞台の個性派サスペンス。「グリーン・デスティニー」など、海外作品への出資が増えた米ソニー・ピクチャーズがドイツで製作。「ラン・ローラ・ラン」「es[エス]」など、スタイリッシュな作品の評価が高いドイツ映画だが、本作は1990年代、数多くの音楽ビデオを手掛けたG・シュニッツラー監督を起用。1980年代、ベルリンの壁の崩壊の直前、実際に西ベルリンでは政府に抗議する若者たちが建物を幾つも不法占拠したという。そんな重苦しく描くこともできるモチーフを軽妙かつテンポよく描いたのが印象的に残る、ユニークな一本だ。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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