日本企業プリファード・ネットワークスはAI開発でグーグルを超えるか
2016年2月19日のBSジャパン「日経プラス10」のトーク+(プラス)で紹介されました。オフィシャル佐サイトから転載します。
【ゲスト】
西川徹(プリファード・ネットワークス社長)
【トークテーマ】
「グーグルを超える!? トヨタもほれた人工知能ベンチャー」
トヨタ、ファナック、パナソニックなど日本を代表するものづくり企業が、出資、提携、協業を申し出る、社員約30人のベンチャー企業。33歳の社長は「グーグルの先を行く技術を狙っている」と語る―。ベンチャー企業プリファード・ネットワークスが手掛けているのは人工知能、なかでも“深層学習”と呼ばれる、機械自らが学習して賢くなっていく技術で、まるで人間の赤ちゃんが学んでいくように学習をすることができるという。若手ベンチャーが開発する“深層学習”は日本のものづくりをどう変えるか。
今年のCESで発表した、ぶつからないクルマのデモ映像が紹介されました。自動車の模型が6台が走行していて、赤い1台が人間が運転していると想定して無謀な運転をするにも関わらず、残り5台はAI自動運転をしていて絶対に赤い1台を含め他のクルマとぶつからない動きをしています。
この映像は既に観ていて特に興味を持てなかったのですが、1台だけ人間が運転しているという設定を知って驚きました。リアルタイムに個々のAIクルマが学習し、すぐさまその学習した内容を他のクルマと共有するという仕掛けだそうです。これは、グーグルが行っているクラウド型の一旦データを集めて配信する方式とは違ってアドバンテージがあるそうです。確かに自動運転では刻一刻と状況が変化している中でリアルタイムにAIが協調するプリファード・ネットワークスの方式が優れています。
日経ビジネスでも2015年12月18日に次の記事が掲載されていました。
トヨタも出資するAIベンチャーの実力 基本方針は「トップ企業としか組まない」
今後、注目すべきAIベンチャー企業です。
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