映画『クリーンスキン 許されざる敵』(お薦め度★★)
ほとんどのアクションシーンで期待を外されます。
これほどまでに予想を裏切る展開はサスペンスアクション映画に相応しくありません。同じイギリス映画『ナンバー10』と同じ傾向があります。
過酷な舞台設定が出来上がっている中で、活躍すべきヒーローがコケまくるのは、へそ曲がりというか天の邪鬼としか言いようがありません。
どうしてこうも勿体無いことをするのでしょうか。イギリス映画には計り知れない独特の屈折さを感じます。ハリウッド映画の真似はしないという対抗心なのでしょうか。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Cleanskin
製作年:2012年
製作国:イギリス
内容時間:108分<スタッフ>
監督・製作・脚本:ハディ=ハジェイグ
撮影:イアン=ハウズ
音楽:サイモン=ランブロス<キャスト>
ユアン:ショーン=ビーン
シャーロット:シャーロット=ランプリング
アッシュ:アブヒン=ガレヤ
ケイト:タペンス=ミドルトン
スコット:ジェームズ=フォックス<番組紹介/解説>
イギリスを舞台に、ひとりの青年が次第にテロリストへと変貌していくさまと彼のテロ計画を未然に防ごうとする政府秘密諜報員の決死の攻防戦を描いたサスペンスアクション。かつて「パトリオット・ゲーム」で凶悪なテロリストを演じて一躍注目を浴びた個性派俳優のS・ビーンが、ここでは、無差別テロの撲滅のために身をていして闘うイギリス政府のシークレットエージェントに扮して、渋い演技と存在感を披露。一方、あることをきっかけにテロリストへと変貌していくイスラム教徒の青年を、「イエス・キリスト 磔刑の真相」のA・ガレヤが熱演。2人が繰り広げる息詰まる攻防戦は最後まで目が離せない。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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